本体サイズ(全長×全幅)mm | 1865mm×570mm(26型) |
タイヤサイズ | 26インチ(26型) |
総車両重量(kg) | 26.3kg(26型) |
1充電あたりの走行距離 | 【パワー】約52km 【オート】約60km 【ロング】約87km |
変速機方式 | 内装3段変速 |
最低乗車身長 | 139cm以上(26型) |
バッテリー容量 | 15.4Ah |
充電時間 | 約4.0時間 |
アシスタファインデラックスはお買い物やお出かけ(※1)などの普段使いに適した26型(※2)電動アシスト自転車です。15.4Ahの大容量バッテリー(※3)を搭載しているためアシスト力が一番強いパワーモードだけの使用でも連続52㎞の長距離走行が可能(※4)です。車体価格÷距離で換算した場合(※5)、ブリヂストンの中でもっともコストパフォーマンスのいい電動アシスト自転車です。
(※1)お買いもの、お出かけ向け電動アシスト自転車の特徴は?
<1.フロントバスケット(前カゴ)、リヤキャリヤ(後ろ側の荷台)が必ず標準装備>
典型的なお買いものお出かけ向け自転車の特徴はフロントバスケット(前カゴ)、リヤキャリヤ(後ろ側の荷台)が必ず標準装備されています。フロントバスケットはお買いもの袋や入りやすくするために大容量サイズになっているものが多く、リヤキャリヤも27㎏までの荷物が積載可能なクラス27のリヤキャリヤが採用されています。クラス27のリヤキャリヤ取り付けられている電動アシスト自転車はオプションにてリヤチャイルドシートシートの取り付けが可能です。
アシスタファインデラックスも典型的なお買いもの、お出かけ向け自転車の特徴と同じで、幅45㎝×奥行30㎝×高さ24.5㎝の大容量サイズのフロントバスケット(前カゴ)と27㎏までの荷物を載せることができるクラス27のリヤキャリヤ(後ろ側の荷台)が標準装備されています。クラス27のリヤキャリヤが標準装備されていますので、オプションにてリヤ(後ろ側の)チャイルドシートの取り付けが可能です。(※因みにアシスタファインデラックスの場合、フロント(前側の)チャイルドシートの取り付けも可能です。ただし、同時2人子乗せは不可です。同時2人子乗せができるのは子乗せ用電動アシスト自転車のみです。)。
<2.常にリラックスした姿勢で乗ることができるハンドル>
典型的なお買いものお出かけ向け自転車のハンドルは、常にリラックスした姿勢で乗ることができるように、サドル側に大きく曲がっています。スポーツタイプのT字ハンドルはスピードの出やすい前傾姿勢になるために、トップスピードになるまでの時間を少しばかり短縮できますが、サドル側に大きく曲がっているハンドルの様に、常にリラックスした姿勢で乗ることができないので、個人差はありますが、一般的には少し疲れやすくなります。
アシスタファインデラックスのハンドルも常にリラックスした姿勢で乗ることができるように、サドル側に大きく曲がっています。
<3.変速は3段階>
典型的なお買いものお出かけ向け自転車の変速は、他の多くの電動アシスト自転車に採用されている3段階です。変速機を使わなくても電動アシスト自転車に備え付けられている電動モーターにより、ラクに走行することができますが、道路状況に合わせた変速機の使用により電動モーターの負担を軽減することができるのでバッテリー電池の節約になります。また、変速機の使用でトップスピードになるまでの時間を少しばかり短縮できます。変速数の多いほうが操作に手間がかかりますが、上手くそれを使えば、バッテリー電池の節約をすることができたりやトップスピードになるまでの時間を短縮できたりします。
アシスタファインデラックスの変速も典型的なお買いものお出かけ向け自転車の変速同様に3段階です。
表 お買いもの・お出かけ用、通勤・通学用、ファッション用電動アシスト自転車の違い
タイプ | 説明 |
お買いもの・お出かけ用 |
前カゴ・リヤキャリアが標準装備されている。ハンドルはサドル側に大きく曲がっているため常にリラックスした姿勢で乗ることができる。27㎏までの荷物を載せることができたりリヤチャイルドシートの取り付けが可能なクラス27のリヤキャリアを標準装備されている車種が多い。どのタイプの電動アシスト自転車の加速も電動モーターによるアシストによるところが大きいが、T字バーもしくはT字に近いハンドルの様に前傾指定をとれないので、それらのハンドルよりトップスピードになるまでの時間が若干長くなる。変速数は一般的な3段階。 |
通勤・通学用 |
前カゴは全ての標準装備されているがリヤキャリアはオプションになっている車種が多い。リヤキャリアを標準装備されている車種は27㎏までの荷物を載せることができたりリヤチャイルドシートの取り付けが可能なクラス27のリヤキャリアが取り付けられていることが多い。また、オプションにてリヤキャリアを取り付ける車種についても同様。ハンドルはT字バーもしくはT字に近いハンドルを採用している車種が多い。ハンドルはT字バーもしくはT字に近いハンドルは加速しやすい姿勢が取りやすいためにトップスピードになるまでのサドル側に大きく曲がっているハンドルのように常にリラックスした姿勢はとれない。人によっては前傾姿勢に慣れるまでに少し時間がかかるかも。変速は3または5段階。 |
ファッション用 |
オシャレな外観の電動アシスト自転車。走行面は車体が軽いので他の電動アシスト自転車ほどのアシスト力を必要としない。そのため、バッテリーの容量があまり大きくない車種でも比較的長い距離が走れる。自分の好みに合わせてオプションを取り付けていく設定になっているので、前カゴ・リヤキャリアが標準装備されている車種はほとんどない。リヤチャイルドシートが取り付け可能なクラス27のリヤキャリヤを標準装備している車種、オプションにてクラス27のリヤキャリヤを取り付けられる車種はほとんどない。オプションにて18㎏までの荷物を積載できるクラス18のリヤキャリヤを取り付けることができる車種が多い。ハンドルはT字バーもしくはT字に近いハンドルを採用している車種が多い。ハンドルはT字バーもしくはT字に近いハンドルは加速しやすい姿勢が取りやすいためにトップスピードになるまでのサドル側に大きく曲がっているハンドルのように常にリラックスした姿勢はとれない。人によっては前傾姿勢に慣れるまでに少し時間がかかるかも。変速は0~7段階まで様々。 |
(※2)26型電動アシスト自転車とは?
26インチのタイヤを装着した電動アシスト自転車のことです。
(※3)15.4Ahの大容量バッテリーとは?
Ahの数字が大ききれば大きいほど、たくさんの電気をバッテリーに貯めることができます。そのため、1回の充電で長距離を走ることができます。2019年モデルの中で、最も小さいバッテリーが6.2Ah、最も大きなバッテリーが16.0Ahですので、15.4Ahのバッテリーはかなり容量の大きなバッテリーになります。
(※4)1回の充電で長距離走行できるメリットは?
長距離走行が可能ということは、バッテリーの充電が回数が少なくて済むということを意味します。また、バッテリーの充電が回数が少なくて済むいうことは、バッテリーの劣化しにくくなるということを意味します。
(※5)車体価格÷距離で換算した場合、ブリヂストンのお買いもの・お出かけ用電動アシスト自転車の中でもっともコストパフォーマンスいい電動アシスト自転車は本当にアシスタファインデラックス?
次の表を見ると、車体価格÷距離で換算した場合、ブリヂストンの中でもっともコストパフォーマンスいい電動アシスト自転車はアシスタファインデラックスなのがわかります。
車体価格÷距離での換算 お買いもの・お出かけ用ブリヂストン電動アシスト自転車コスパランキング
注1:アシスト力が一番強いパワーモードの距離で算出しています。
注2:この表に出てくる12.0Ah以上16.0Ah未満のバッテリーを充電する際にかかる電気代は、充電1回につき約10円~15円です。
順位 | 車種名 | 型 | バッテリー容量(Ah) | 走行距離 | 税込み価格 | 1㎞あたりの値段 |
1位 | アシスタファインデラックス |
26型 | 15.4 | 【パワー】約52km 【オート】約60km 【ロング】約87km |
129,384円 | 2,448円 |
2位 | フロンティア デラックス |
24型 26型 |
14.3 | 【パワー】約51km 【オート】約77km 【ロング】約101km |
134,784円 | 2,643円 |
3位 | ステップクルーズ e |
26型 | 14.3 | 【パワー】約48km 【オート】約73km 【ロング】約99km |
140,184円 | 2,920円 |
3位 | フロンティアリラクシー (黒タイヤ) |
26型 | 14.3 | 【パワー】約48km 【オート】約71km 【ロング】約98km |
140,184円 | 2,920円 |
5位 | フロンティアリラクシー (カラータイヤ) |
26型 | 14.3 | 【パワー】約46km 【オート】約67km 【ロング】約92km |
143,424円 | 3,118円 |
6位 | イルミオ |
24型 | 14.3 | 【パワー】約52km 【オート】約60km 【ロング】約87km |
150,984円 | 3,355円 |
大手3社の電動アシスト自転車ならメンテナンスをきちんとしていればどの電動アシスト自転車も10年くらいは乗れるほど丈夫につくられています。そして、ブリヂストンの電動アシスト自転車の中には、もともと丈夫な車体に加えてこれでもかというくらい様々な機能を付け加えてきます。
これは1日の平均走行距離が15㎞を超える、急な坂道が多い地域に住んでいるなど、かなりハードな環境にも耐えられるように考え出された機能ですが、これらの機能を付けわえることで当然のことながら価格はアップします。ただ、それ以外のそれほどハードな環境で使用されない方にとっては、必ずしもそこまでの機能が必要と感じない方もいらっしゃいます。
そのため、ハードな環境にも耐えられるような車体とそれほどハードじゃない環境での使用であれば十分性能を発揮できる車体に分かれます。
かなりハードな環境にも耐えられるような車体には、ブリヂストンのみが採用している両輪駆動、モーターブレーキなどがとりつけられています。
通常の環境での使用であれば十分性能を発揮できる車体には、ブリヂストンのみが採用している両輪駆動、モーターブレーキはとりつけられていません。
そして、以上のことを頭に入れながら、デザイン的に似ている2019アシスタファインデラックスと2019フロンティアデラックス比べてみると、どちらがあなたに合っている電動アシスト自転車が見えてくるかもしれません。
2019アシスタファインデラックスと2019フロンティアデラックス
2019アシスタファインデラックス | 比較項目 | 2019フロンティアデラックス |
画像 | ||
1865mm×570mm(26型) | 本体サイズ(全長×全幅)mm | 1775mm×555mm(24型) 1875mm×555mm(26型) |
26インチ(26型) | タイヤサイズ | 24インチ(24型) 26インチ(26型) |
26.3kg(26型) | 総車両重量(kg) | 27.2kg(24型) 27.9kg(26型) |
139cm以上(26型) | 最低乗車身長 | 136cm以上(24型) 140cm以上(26型) |
【パワー】約52km 【オート】約60km 【ロング】約87km |
1充電あたりの走行距離 | 【パワー】約51km 【オート】約77km 【ロング】約101km |
15.4Ah | バッテリー容量(Ah) | 14.3Ah |
4.0時間 | 充電時間 | 4.1時間 |
× | 両輪駆動 | 〇 |
× | モーターブレーキ | 〇 |
× | ベルトドライブ | 〇 |
× | 自動充電 | 〇 |
〇 | 低床フレーム | 〇 |
〇 | タフフレーム | 〇 |
〇 | アルミフレーム | 〇 |
〇 | 一発二錠 | 〇 |
× | 空気ミハル君 | 〇 |
× | ソーラーテール | 〇 |
129,384円 | 価格(税込み) | 134,784円 |
2019アシスタファインデラックスと2019フロンティアデラックスは、次の点で大きく違います。
両輪駆動の有無
(アシスタファインデラックスなし、フロンティアデラックスあり)
2019アシスタファインデラックスのような一般的な電動アシスト自転車は、電動モーターによる力も人が漕ぐ力も後輪に伝わるようになっています。しかし、2019フロンティアデラックスは、前輪に電動アシスト自転車の力が伝わり、後輪に人が漕ぐ力が伝わるようになっています。そのため、後輪ばかりに負担がかかる2019アシスタファインデラックスのような一般的な電動アシスト自転車より、前輪と後輪に力が分散される2019フロンティアデラックスの方が車体が長持ちする設計になっています。
ただ、両輪駆動を採用していない2019アシスタファインデラックスのような一般的な電動アシスト自転車でも、大手3社の電動アシスト自転車であれば(きちんとメンテナンスをすることで)10年ほどは乗ることができる設計になっていますので、1日の平均走行距離が15㎞超えるようなハードな使い方とかでなければ、2019アシスタファインデラックスでも十分と思われます。
その一方で価格は少しアップしますが、ハードな使い方をしない方でも、車体が少しでも長持ちする設計になってるほうがやっぱり安心という方は、2019フロンティアデラックスを選択した方がいいかもしれません。
モーターブレーキの有無
(アシスタファインデラックスなし、フロンティアデラックスあり)
急な下り坂でスピードが出過ぎてしまった際に、急ブレーキをかけると自転車のバランスが崩れてしまうことがあります。そして、最悪の場合転倒してしまいます。しかし、モーターブレーキを使用(左ブレーキを軽く握る)すれば、タイヤにブレーキをかけるのではなく電動モーターの力を弱めることで、スピードを抑制することができるため安全です。また、普通の下り坂でもお子さまを乗せて走られる方や重い荷物を前後に乗せて走られる方にはより安心して自転車走行をすることができる便利な機能です。
ただ、それ以外の方でしたら2019アシスタファインデラックスのような一般的な電動アシスト自転車でも十分だと思われます。それでも、モーターブレーキがあればより安心という方やいずれ転勤で住む場所が変わってしまうというような方は、価格は少しアップしますが、2019フロンティアデラックスを選択する方法もあります。
2019アシスタファインデラックスと2019フロンティアデラックスは両輪駆動、モーターブレーキ以外にも違うところがあります。
カーボンベルトドライブの有無
(アシスタファインデラックスなし、フロンティアデラックスあり)
フロンティアデラックスのカーボンベルトドライブは、チェーンのように外れないのでチェーンが外れるトラブルに巻き込まれせん。メンテナンスは年に1~2度の定期点検程度で済みます。そして、カーボンベルトドライブの特性から自転車が寿命を迎えるまでに交換することはほとんどありません。ただ、それでもベルトが切れてしまう場合があります。その場合は修理に時間を要することが多いです。
アシスタファインデラックスのチェーンについては、普通の自転車と同じようにチェーンが伸びて外れやすくなってしまうことがあります。メンテナンスは数か月に1度チェーンに油をささないといけません。そして、走る距離にもよりますが、チェーントラブルを避けるためにおおよそ5年ほどで交換になります。チェーンの交換は時間がかからないことが多いです。
自動充電機能の有無
(アシスタファインデラックスなし、フロンティアデラックスあり)
フロンティアデラックスのみの機能である自動充電機能は走行中に充電してくれるうれしい機能です。電池が満タンの状態からパワーモードだけで走行した場合、走行する地形などにもよりますが、平均で約8パーセントの充電(フロンティアデラックスの場合約4㎞分)が可能です。
ただ、アシスタファインデラックスは元々バッテリー容量が大きので、1充電辺りの走行距離に大きな差はありません。
空気ミハル君の有無
(アシスタファインデラックスなし、フロンティアデラックスあり)
空気ミハル君とはタイヤの空気圧の不足を赤いサインで知らせてくれる装置で、フロンティアデラックスのみに取り付けられています。空気ミハル君の赤いサインで空気の減りにすぐに気づくことができるので、空気が少なくなることで生じるリム打ちパンクが起こりにくくなります。ついついタイヤの空気の確認を忘れてしまいがちな方にうれしい機能です。フロンティアデラックスのみに取り付けられています。
ソーラーテールの有無
(アシスタファインデラックスなし、フロンティアデラックスあり)
ソーラーテールとは太陽光で充電し走り出すと自動点滅する装置で、フロンティアデラックスのみに取り付けられています。ソーラーテールがあると夜間でも車のドライバーから気づかれやすいので、衝突事故防止に役立つ自動点滅装置です。フロンティアデラックスのみに取り付けられています。
2019アシスタファインデラックスと2019フロンティアデラックスにも同じところはあります。
低床フレームの有無
(アシスタファインデラックスあり、フロンティアデラックスあり)
文字通り低床でまたぎやすいフレームです。自転車のフレームをまたぐのがいつも大変と感じておられる高齢の方や小柄な方にやさしいフレームです。低床フレームはアシスタファインデラックス、フロンティアデラックス共に採用されています。
タフフレーム、アルミフレームの有無
(アシスタファインデラックスあり、フロンティアデラックスあり)
アシスタファインデラックス、フロンティアデラックス共にタフフレーム、アルミフレームを採用しています。タフフレームとアルミフレームを組み合わせることで車体が軽くなるだけでなく、車体のねじれにも強くなるので、重い荷物を運ぶことができます。その他にもチャイルドシートを装着してお子様を乗せることができます。
一発二錠
(アシスタファインデラックスあり、フロンティアデラックスあり)
アシスタファインデラックス、フロンティアデラックス共に一発二錠を採用しています。後輪をロックするとハンドルも同時にロックしてくれる安全でうれしい機能です。ハンドルロックは自転車が倒れにくくなるだけでなく、荷物を降ろす際に便利です。
アシスタファインデラックス 26型
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アシスタファインデラックス 26型
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フロンティアデラックス 26型
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フロンティアデラックス 24型
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