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    このページは2019年12月発売のブリヂストン「2020フロンティア」の説明ページです。

    2020フロンティアの概要


    画像 2020フロンティア

    本体サイズ(全長×全幅)mm 1820mm×555mm(24型)
    1870mm×555mm(26型)
    タイヤサイズ 24インチ
    26インチ
    総車両重量(kg) 25.5kg(24型)
    26.1kg(26型)
    1充電あたりの走行距離 【パワー】約32km
    【オート】約55km
    【ロング】約85km
    自動充電機能 あり
    変速機方式 内装3段変速
    最低乗車身長 135cm以上(24型)
    139cm以上(26型)
    バッテリー容量 8.8Ah
    充電時間 約2時間30分

    ブリヂストン「2020フロンティア」は、お買い物やお出かけなどの普段使いに適した24型・26型(※1)電動アシスト自転車です。バッテリー容量は8.8Ah(※2)とやや小さめですので1日の平均走行距離が5km未満の方に適しています。また、ブリヂストンによって独自に開発された両輪駆動、モーターブレーキなどの機能(※3)が搭載されています。そのため、走行距離は短いけれども急坂が多いなどハードな環境で使用される方やより安して走行したいという方におすすめの電動アシスト自転車です。

    (※1)26型とは?24型とは?
    26型とは26インチのタイヤを装着した電動アシスト自転車のことで、24型とは24インチのタイヤを装着した電動アシスト自転車のことです。


    (※2)8.8Ahのバッテリー
    Ahの数値が大きければ大きいほどバッテリーにたくさんの電気を貯めることができます。そして、フロンティアのバッテリー容量は8.8Ahで、自動充電機能と合わせて連続約32~85kmの距離を走ることができます。そのため、アシスト力の一番強いパワーモードを多用しても、1日の平均走行距離が5km未満の方だと週1回程度の充電で済みますので、バッテリーが劣化しにくくなります。その一方で、1日の平均走行距離が10km前後になってくると8.8Ahのバッテリーでは週に何度も充電することになるので、バッテリーの劣化を早めてしまいます。そのため、1日の平均走行距離が5kmを優に超えるという方は、同じフロンティアシリーズから選ぶとすると、14.3Ahのバッテリーを搭載したフロンティアデラックスを選択された方がいいでしょう。


    (※3)2020フロンティアの機能


    スマートワンタッチパネル

    ボタン一つで簡単に操作が行えます。そのため、操作に気を取られず運転に集中しやすくなっています。


    オーバルバスケット
    オシャレでお買い物に使いやすい幅広タイプのバスケット(幅45cm×奥行30cm×高さ24.5cm)です。


    両輪駆動
    通常の電動アシスト自転車は電動モーターによる力と人が漕ぐ力共に後輪に伝わるようになっています。しかし、ブリヂストンの両輪駆動の場合、電動モーターによる力は前輪に、人が漕ぐ力は後輪に伝わるようになっています。そのため、後輪ばかりに力が集中せず、前輪と後輪に力が分散されるので車体が長持ちします。また、前輪と後輪に力が分散されるので走行中車体がより安定します。

    ただ、大手3社(ブリヂストン、ヤマハ、パナソニック)のどの電動アシスト自転車も、通常の使い方できちんとメンテナンスを行っていれば10年ほどは乗れる設計になっています。そのため、両輪駆動はより車体を長持ちさせたい、走行中少しでも安心感を得たいという方におすすめです。


    モーターブレーキ
    モーターブレーキは電動モーターの働きを抑制することでスピードを落とします。使い方は左のブレーキを軽く握るだけで電動モーターの力を抑えるために前輪に備え付けられているモーターブレーキが作動するようになっています。そのため、坂道でもスピードが出すぎても慌てることなく安全にスピードを落とすことができます。(通常のブレーキは直接タイヤにブレーキをかけスピードを落とすので、坂道でスピードが出過ぎてしまって慌てて急ブレーキをかけた場合、タイヤがスリップしてしまう場合があり危険です。)


    自動充電機能
    走行中に充電できる機能です。走行する地形にもよりますが、2020フロンティアの場合、一番アシスト力の強いパワーモードばかりの使用で平均で約8%(約2km)の充電が可能です。


    カーボンベルトドライブ
    カーボンベルトドライブはチェーンのように外れないのでお買い物、お出かけ、通勤、通学途中にチェーンが外れるトラブルが発生しません。しかも、注油がいらないのでチェーンようにメンテナンスにの手間がかかりません。


    ステップスルーフレーム(低床フレーム)
    足を大きく上げなくても、またぐことができるフレームです。



    2020フロンティアと2019フロンティアの違い

    2020フロンティアと2019フロンティアの主な違い
    • 走行距離の違い(※1)
    • (※1)2020フロンティアの走行距離は2019フロンティアの走行距離より長くなりました。ただ、2020フロンティアの走行距離のデータは自動充電機能によって充電された距離は含まれていて、2019フロンティアの走行距離のデータは自動充電機能によって充電された距離は含まれていません。しかも、2020フロンティアの自動充電の計測方法はブリヂストンの走行テストによる値で、2019フロンティアの自動充電の計測方法はモニターによって計測された平均値です。そのため、一概には言えず大まかな計算になりますが、前者の充電率は約8%~23%、後者の充電率は約8%~12%ですので、自動充電機能の性能の向上により2020フロンティアの走行距離は2019フロンティアの走行距離に比べると、やや伸びていると思われます。

    2020フロンティアと2019フロンティアの比較表

    2020フロンティア 比較項目 2019フロンティア
    画像
    1820mm×555mm(24型)
    1870mm×555mm(26型)
    本体サイズ(全長×全幅)mm 1820mm×555mm(24型)
    1870mm×555mm(26型)
    24インチ(24型)
    26インチ(26型)
    タイヤサイズ 24インチ(24型)
    26インチ(26型)
    25.5kg(24型)
    26.1kg(26型)
    総車両重量(kg) 25.7kg(24型)
    26.3kg(26型)
    【パワー】約32km
    【オート】約55km
    【ロング】約85km
    1充電あたりの走行距離 【パワー】約29km
    【オート】約42km
    【ロング】約60km
    135cm以上(24型)
    139cm以上(26型)
    最低乗車身長 135cm以上(24型)
    139cm以上(26型)
    8.8Ah バッテリー容量 8.8Ah
    2時間30分 充電時間 2時間30分
    ※2020フロンティアはリアチャイルドシート(オプション)だけでなくフロントチャイルドシート(オプション)の装着も可能です。ただし、子乗せ電動アシスト自転車のようにお子さまを同時に2人乗せることはできません。


    2020フロンティアと同系の2020フロンティアデラックスとの違い

    2020フロンティアと2020フロンティアデラックスの主な違い
    • バッテリー容量、走行距離、充電時間の違い(※1)
    • ソーラーテールの有無(※2)
    • 空気ミハル君の有無(※3)

    (※1)バッテリー容量、走行距離、充電時間の違い
    2020フロンティアのバッテリー容量(8.8Ah)より2020フロンティアデラックスのバッテリー容量(14.3Ah)の方が5.5Ah大きいので、1充電あたりの走行距離はアシスト力が一番強いパワーモードで、2020フロンティア(パワーモード約32km)より2020フロンティアデラックス(パワーモード約54km)の方が22㎞長くなります。充電時間はバッテリー容量(Ah)が大きいほうが長くなりますので、2020フロンティア(約2時間30分)より2020フロンティアデラックス(約4時間30分)の方が約1時間30分長くなります。
    (※2)ソーラーテールの有無
    <2020フロンティアなし、2020フロンティアデラックスあり>
    ソーラーテールとは太陽光で充電し夜になると自動点滅するリヤライトです。2020フロンティアデラックスのみに取り付けられています。ソーラーテールがあると夜間でも車のドライバーから早い段階から気づかれやすいので安心です。
    (※3)空気ミハル君の有無
    <2020フロンティアなし、2020フロンティアデラックスあり>
    空気ミハル君とはタイヤの空気圧の不足を赤いサインで知らせてくれる装置で、2020フロンティアデラックスのみに取り付けられています。空気ミハル君の赤いサインで空気の減りにすぐに気づくことができるので、タイヤの空気が少なくなることで生じるリム打ちパンクを未然に防げます。

    2020フロンティアと2020フロンティアデラックスの比較表

    2020フロンティア 比較項目 2020フロンティアデラックス
    画像
    1820mm×555mm(24型)
    1870mm×555mm(26型)
    本体サイズ(全長×全幅)mm 1775mm×555mm(24型)
    1875mm×555mm(26型)
    24インチ(24型)
    26インチ(26型)
    タイヤサイズ 24インチ(24型)
    26インチ(26型)
    25.5kg(24型)
    26.1kg(26型)
    総車両重量(kg) 27.0kg(24型)
    27.7kg(26型)
    135cm以上(24型)
    139cm以上(26型)
    最低乗車身長 136cm以上(24型)
    140cm以上(26型)
    【パワー】約32km
    【オート】約55km
    【ロング】約85km
    1充電あたりの走行距離 【パワー】約54km
    【オート】約90km
    【ロング】約130km
    8.8Ah バッテリー容量(Ah) 14.3Ah
    2時間30分 充電時間 4時間10分
    両輪駆動
    モーターブレーキ
    ベルトドライブ
    自動充電
    低床フレーム
    タフフレーム
    アルミフレーム
    一発二錠
    × 空気ミハル君
    × ソーラーテール
    126,280円 価格(税込み) 137,280円
    2020フロンティアシリーズには今回説明させていただいています2020フロンティア以外に2020フロンティアデラックスがあります。2020フロンティアと2020フロンティアデラックスの共通する点は、2020フロンティア、2020フロンティアデラックス共にブリヂストンが独自に開発した両輪駆動、モーターブレーキ、ベルトドライブ、自動充電機能などが備わっている点です。2020フロンティアと2020フロンティアデラックスとで大きく違う点は、バッテリー容量(Ah)、走行距離の違いです。その他の違いはタイヤの空気圧の不足を赤いサインで知らせてくれる装置(空気ミハル君)有無、太陽光で充電し走り出すと自動点滅するリヤライト(ソーラーテール)の有無などです。

    この2台で迷われた場合、1日の平均走行距離が優に5キロを超える方は、2020フロンティアのバッテリーだと劣化を早めてしまうので、2020フロンティアデラックスを選択された方がいいでしょう。一方、1日の平均走行距離が5キロ未満の方なら、バッテリーを劣化を早めるということはないので、2020フロンティアを選択されるといいでしょう。また、1日の平均走行距離が5キロ未満の方でも、できるだけバッテリーの充電回数を減らしたいという方は、2020フロンティアデラックスを選択された方がいいでしょう。



    2020フロンティアまとめ
    • お買い物やお出かけなどの普段使いに適した24型・26型電動アシスト自転車です。
    • 性能面ではブリヂストン独自の機能である両輪駆動、モーターブレーキ、カーボンベルトドライブ、自動充電機能などが備わっています(電動アシスト自転車大手3社の中でブリヂストンのみが採用)。
    • ブリヂストン独自の機能がついている2020フロンティアは急な坂道が多いなどハードな環境で使用される方や少しでも安心感を得たいという方におすすめです。
    • 同シリーズの2020フロンティアデラックスとの大きな違いは、バッテリー容量の違いです。2020フロンティアより2020フロンティアデラックスの方がバッテリー容量が大きいので、1回の充電での走行距離が2020フロンティアより2020フロンティアデラックスの方が長くなります。
    • そのほかの違いは2020フロンティアデラックスには空気圧の不足を赤いサインで知らせてくれる空気ミハル君、太陽光で充電し走り出すと自動点滅するソーラーテールが備わっている点です。
    • 2020フロンティアはオプションでリヤチャイルドシート以外にフロントチャイルドシートの取り付けが可能です。ただし、子乗せ電動アシスト自転車のようにお子さまを同時に2人乗せることはできません。



    24型 2020年モデル



    26型 2020年モデル



    24型 2020年モデル



    26型 2020年モデル



    24型 2020年モデル



    26型 2020年モデル



    26型 2020年モデル



    24型 2020年モデル



    ブリヂストン フロンティア