【2021年モデル】2021ステップクルーズ e（2021STEPCRUZe）【BRIDGESTONE/ブリヂストン】～2020ステップクルーズ e（2020STEPCRUZ e）との違い～

※このページは、2020年9月に発売されたブリヂストン「2021ステップクルーズ e/2021STEPCRUZe」ついての説明ページです。

2021ステップクルーズe/2021STEPCRUZeの概要

画像　ブリヂストン　2021ステップクルーズe/2021STEPCRUZe

本体サイズ(全長×全幅)mm	1845mm×590mm
タイヤサイズ	26インチ
総車両重量(kg)	27.6kg
1充電あたりの走行距離	【パワーモード】約54km 【オートモード】約90km 【エコモード】約130km
変速機方式	内装3段変速
乗車可能最低身長	144cm
バッテリー容量	14.3Ah
充電時間	約4時間10分

2020年9月にブリヂストンから発売された「2021ステップクルーズ」は、お買い物、お出かけなどの普段使い用の26型（※1）電動アシスト自転車です。容量の大きなバッテリー＜14.3Ah（※2）＞と自動充電機能（※3）により、一番アシスト力の強いパワーモードだけの使用でも、約54km（※4）の連続走行が可能（※5）です。

（※1）26型とは26インチのタイヤを装着した電動アシスト自転車のことです。
（※2）Ahの数字が大きければ大きいほどバッテリー電池にたくさんの電気を貯めることができます。そのため、Ahの数字が大きければ大きいほど、1回の充電で長い距離を走ることができます。
（※3）自動充電機能とは走行中にバッテリーに発電した電気を充電できる機能のことです。選択するアシストモードや道路状況にもよりますが走行中に約16％～約31％の充電が可能です。
（※4）1充電当たりの走行距離（パワーモード:約54km、オートモード:90km、エコモード:130km）は自動充電機能による走行距離（パワーモード:約6kmの充電、オートモード:約17kmの充電、ロングモード:約31kmの充電）を含みます。
（※5）長距離の連続走行が可能なので、その分バッテリーの充電回数を減らせます。また、バッテリーの充電回数を減らせるので、バッテリーの劣化を抑えることができます。

2021ステップクルーズeと2020ステップクルーズeの違い

2021ステップクルーズeと2020ステップクルーズeの主な違い

走行距離の違い（※1）

（※1）自動充電機能による充電率の向上（2021ステップクルーズe:約16％～約31％、2020ステップクルーズe:約8％～約12％<注1>）により2021ステップクルーズeの走行距離は2020ステップクルーズeの走行距離より長く<注2>なりました。【<注1>2021ステップクルーズeの自動充電の計測方法はブリヂストンの走行テストによる計測値で、2020ステップクルーズeの自動充電の計測方法はモニターによって計測された平均値です。<注2>次の比較表では2021ステップクルーズeの走行距離のデータは自動充電機能によって充電された距離も含まれていますが、2020ステップクルーズeの走行距離のデータは自動充電機能によって充電された距離は含まれていません。】

2021ステップクルーズeと2020ステップクルーズeの比較表

2021ステップクルーズe	比較項目	2020ステップクルーズe
	画像
1845mm×590mm	本体サイズ(全長×全幅)mm	1845mm×590mm
26インチ	タイヤサイズ	26インチ
27.6kg	総車両重量(kg)	27.7kg
【パワーモード】約54km 【オートモード】約90km 【エコモード】約130km	1充電あたりの走行距離	【パワーモード】約48km 【オートモード】約73km 【エコモード】約99km
内装3段変速	変速機方式	内装3段変速
144cm以上	乗車可能最低身長	144cm以上
14.3Ah	バッテリー容量	14.3Ah
約4時間10分	充電時間	約4時間10分
142,780円	価格（税込）	142,700円

2021ステップクルーズeの特長

タフフレームを採用
耐久性の高いフレームを使用しているので、長期間使用しても車体がねじれにくくなっています。

くるピタ

画像出典：ブリヂストンサイクル株式会社

ハンドルを半固定できる機能です。ハンドルが半固定されるので、駐輪中に電動アシスト自転車が倒れにくくなります。また、ハンドルが半固定されるので、荷物の載せ降ろしがラクに行えます。

スマートワンタッチパネル

画像出典：ブリヂストンサイクル株式会社

スマートワンタッチパネルは、ボタン一つで簡単に操作を行うことができるパネルです。走行中ボタン操作で混乱することがなくなるので、自転車の運転に集中しやすくなります。特に、自転車の運転が少し苦手な方にとって、うれしい操作パネルです。

両輪駆動
一般的な電動アシスト自転車の場合、電動モーターによるアシスト力と人が漕ぐ力共に、後輪に伝わるようになっています。しかし、ブリヂストンの両輪駆動の場合、電動モーターによるアシスト力は前輪に、人が漕ぐ力は後輪に伝わるようになっています。そのため、両輪駆動は後輪ばかりに力が集中せず、前輪と後輪に力が分散されるので車体が長持ちします。また、両輪駆動は前輪と後輪に力が分散されるので走行中車体がより安定します。

定期的にきちんとメンテナンスを行った大手3社（ブリヂストン、ヤマハ、パナソニック）の電動アシスト自転車であれば、元々の車体の耐久性の高さにメンテナンスが加わることで、10年ほどは乗ることができます。ただ、2021ステップクルーズの場合、両輪駆動により車体の力が分散されるので、より耐久性が高くなり、より車体が長持ちします。そのため、車体の耐久性が特に必要とされる走行をされる方（例えば、1日の走行距離がかなり長い方）は、長期間にわたり2021ステップクルーズを安心してご使用いただけます。

モーターブレーキ
一般的なブレーキの場合、タイヤに直接ブレーキを掛け、スピードを落とします。そのため、坂道でスピードが出過ぎてしまって、慌ててブレーキをかけるとタイヤがスリップしてしまうことがあり危険です。しかし、モーターブレーキの場合、タイヤに直接ブレーキをかけるのではなく、電動モーターの働きを抑えスピードを落とします。そのため、坂道でスピードが出過ぎてしまっても、モーターブレーキを使用（電動モーターの働きを抑制）することで、安心してスピードを落とすことができます。（モーターブレーキは、左のブレーキを握ると作動するようになっています。）

適度に坂があるような、それほどアップダウンの激しくない場所では、モーターブレーキに頼ることはあまりないです。ただ、坂道が多くアップダウンの激しいスピードの出やすい場所では、モーターブレーキは安全面からかなり有効なブレーキになります。

カーボンベルトドライブ
カーボンベルトドライブはチェーンと同じ働きをしますが、チェーンのように外れません。また、注油がいらないのでチェーンように手間がかかりません。

カーボンベルトドライブはチェーンより高価ですが、チェーンのように外れるトラブルに巻き込まれません。また、油をさすなどのチェーンのようなメンテナンスもいらないので、とても便利です。

自動充電機能
走行中に充電できる機能です。アシストモードの強さや道路状況にもよりますが、バッテリー電池が満タンの状態からバッテリー電池がなくなるまで走行した場合、バッテリー容量に対して約16％～約31％の充電が可能です。

フロントバスケット（前カゴ）
大きなバッグも入る幅広いバスケットです。サイズは「幅46.5cm×奥行31cm×高さ17.2cm」です。

ブロックタイヤ

画像出典：ブリヂストンサイクル株式会社

幅広ブロックタイヤのため走行中車体が安定するだけでなく、段差の衝撃も受けにくくなります。

ブリヂストンステップクルーズe

2021ステップクルーズeのまとめ

アシスト力の一番強いパワーモードばかり用いても連続約54kmの長距離走行が行えます。
自動充電機能により走行中の充電が可能です。選択するアシストモードや道路状況などの条件にもよりますが、バッテリー容量に対して約16％～約31％の充電が可能です。
ボタン一つで簡単に操作を行うことができるスマートワンタッチパネルを採用しています。
タフフレームを採用しているため車体の耐久性が高くなっています。
両輪駆動により車体の力が分散されるため、より車体が長持ちします。そのため、1日の走行距離がかなり長い方も安心して走行できます。
カーボンベルトドライブを採用しているためチェーンのように外れるというトラブルは起こりません。また、チェーンのように注油を必要としないためメンテナンスの手間も省けます。
電動モーターの力を抑制することで安全にスピードを落とせるモーターブレーキが備わっています。
走行中車体が安定するだけでなく、段差の衝撃も受けにくくなるブロックタイヤを採用しています。
ハンドルを半固定できるくるピタが備わっています。
大きなバッグも入る幅広いバスケットが取り付けられています。