【2021年モデル】『2021ジェッター（2021年8月発売モデル）』【パナソニック】～2020ジェッター、2021PAS Brace（パスブレイス）、2021ハリヤとの違い～【スポーツタイプの電動アシスト自転車】

※このページは2021年8月発売のパナソニック・スポーツタイプ電動アシスト自転車「2021ジェッター（2021年8月発売モデル）」についての説明ページです。

2021ジェッター（2021年8月発売モデル）の概要

2021ジェッター（2021年8月発売モデル）
(BE-ELHC439:フレームサイズ390㎜)(BE-ELHC444:フレームサイズ440㎜)

本体サイズ(全長×全幅)mm	1855mm×590mm (BE-ELHC339:フレームサイズ390㎜) 1880mm×590mm (BE-ELHC344:フレームサイズ440㎜)
タイヤサイズ	約27インチ（700C）
総車両重量(kg)	21.1kg(BE-ELHC339:フレームサイズ390㎜) 21.2kg(BE-ELHC344:フレームサイズ440㎜)
1充電あたりの走行距離	【パワーモード】約45km 【オートモード】約54km 【ロングモード】約85km
変速機方式	外装8段
適応身長	144-181cm(BE-ELHC439:フレームサイズ390㎜) 152-190cm(BE-ELHC444:フレームサイズ440㎜)
バッテリー容量	12.0Ah
充電時間	約4.0時間
色	サンゴールドシャイニーブルーシャインパールホワイト（艶消し）マットチャコールブラック（艶消し）

スポーツタイプの電動アシスト（※1）自転車である「2021ジェッター」が2021年8月にパナソニックから発売となりました。

タイヤの大きい（700C※2）スポーツタイプの電動アシスト自転車ですが、車体重量は21.1kg～21.2kgと軽いために、電動アシスト自転車に降りてからの取り回しをラクに行うことができます。また、前輪、後輪共に工具なしでタイヤを取り外すことができるので車に積載する際などに便利です。

走行距離は比較的容量の大きな12.0Ah（※3）のバッテリーを搭載していることと車体重量が軽いことから、一番アシスト力が強いパワーモードだけでも連続約45㎞（※4）の走行が可能です。

加速については、どの電動アシスト自転車についても電動モーターによるアシスト力によるところが大きいです。ただ、ジェッターの場合、ストレートハンドルなので加速しやすい前傾姿勢をとることができ、変速は一般的な電動アシスト自転車の3段階より多い8段階ですのでスムーズに加速できます。そのため、電動モーターによるアシストにストレートハンドルの前傾姿勢と8段変速が加わることで、一般的な電動アシスト自転車よりトップスピードになるまでの時間を短縮できます。

以上のことから信号の多い街中では必然的に度々停車することになっても、一般的な電動アシスト自転車よりストレスのない加速が行えます。また、変速数が多い方が道路状況に合わせた走行を行うことができるので、電動モーターの負担を軽減できます。そのため、バッテリー電池の節約にもなります。

（※1）アシストとは「電動アシスト自転車に備え付けられている電動モーターにより人がペダルを漕ぐのを手伝う」という意味です。

（※2）インチに換算すると約27インチになります。

（※3）Ahの数字が大ききれば大きいほど、たくさんの電気をバッテリーに貯めることができます。そのため、Ahの数字が大ききれば大きいほど、1回の充電でより長い距離を走ることができます。

（※4）連続約45㎞の長距離走行が可能なので、バッテリーの充電が回数が少なくて済みます。また、バッテリーの充電が回数が少なくて済むので、バッテリーが劣化しにくくなります。

2021年8月発売の2021ジェッターと2020年8月発売の2020ジェッターとの違い

2021ジェッターと2020ジェッターの主な違い

大きな変更点なし（※1）

（※1）性能面で大きな違いはありません。ただ、アシストの滑らかなどは、ほんのわずかですが年々進歩しているので、少しでも新しい方がいいという方は2021ジェッターを選択されるといいでしょう。一方、性能的にほとんど変わらないのであれば、値引き率が高くなる方がいいという方は2020ジェッターを選択されるといいでしょう。

2021ジェッターと2020ジェッターの比較表
2021ジェッターのフレームサイズ(BE-ELHC339:フレームサイズ390㎜)(BE-ELHC344:フレームサイズ440㎜)
2020ジェッターのフレームサイズ(BE-ELHC339:フレームサイズ390㎜)(BE-ELHC344:フレームサイズ440㎜)

2021ジェッター	比較項目	2020ジェッター
	画像
1855mm×595mm (BE-ELHC339:390㎜) 1880mm×595mm (BE-ELHC344:440㎜)	本体サイズ(全長×全幅)mm	1855mm×595mm (BE-ELHC339:390㎜) 1880mm×595mm (BE-ELHC344:440㎜)
約27インチ（700C）	タイヤサイズ	約27インチ（700C）
21.1kg(BE-ELHC339:390㎜) 21.2kg(BE-ELHC344:440㎜)	総車両重量(kg)	21.1kg(BE-ELHC339:390㎜) 21.2kg(BE-ELHC344:440㎜)
12.0Ah	バッテリー容量（Ah）	12.0Ah
【パワーモード】約45km 【オートモード】約54km 【ロングモード】約85km	1充電あたりの走行距離	【パワーモード】約45km 【オートモード】約54km 【ロングモード】約85km
4.0時間	充電時間	4.0時間
外装8段	変速	外装8段
144-181cm(BE-ELHC339:390㎜) 152-190cm(BE-ELHC344:440㎜)	適応身長	144-181cm(BE-ELHC339:390㎜) 152-190cm(BE-ELHC344:440㎜)
なし	フロントサスペンション	なし
簡単に取り外せる	前輪	簡単に取り外せる
簡単に取り外せる	後輪	簡単に取り外せる
スポーツLEDビームランプ	フロントライト	スポーツLEDビームランプ
オプションにて装着可能	フロントキャリヤ	オプションにて装着可能
オプションにて装着可能	フロントバスケット（前カゴ）	オプションにて装着可能
168,000円	メーカー希望価格（税込み）	165,000円

パナソニック・2021ジェッターとヤマハ・2021PAS Brace（パスブレイス）の比較

2021ジェッターと2021PAS Braceの主な違い

バッテリー容量(Ah)の違い（2021ジェッター:12.0Ah、2021PAS Brace:15.4Ah）(※1)

走行距離の違い（2020ジェッター:45～85km、2020PAS Brace:62～91km）(※2)

クイックレリーズの箇所の違い（2021ジェッター:前輪と後輪、2021PAS Brace:前輪のみ）(※3)

フロントサスペンションの有無（2021ジェッター:なし、2021PAS Brace:あり）(※4)

車種数の違い（2021ジェッター:2車種、2021PAS Brace:1車種）(※5)

適応身長の下限である最低乗車身長の違い（2021ジェッター:フレーム390mm-144cm/フレーム440mm-152cm、2021PAS Brace:156cm）(※6)

変速の種類の違い（2021ジェッター:外装8段変速、2021PAS Brace:内装8段変速）(※7)

価格の違い（2021ジェッター:168,000円、2021PAS Brace:173,800円）

(※1)2021ジェッターのバッテリー容量(Ah)は12.0Ahで、2021PAS Braceのバッテリー容量(Ah)は15.4Ahです。
(※2)バッテリー容量(Ah)が大きい方がたくさんの電気を貯めることができるので1回の充電における走行距離は、2021ジェッターより2021PAS Braceの方が長くなります。（2021ジェッター:45～85km、2021PAS Brace:62～91km）
(※3)2021ジェッターは前輪と後輪を工具なしで取り外せ、2021PAS Braceは前輪のみ工具なしで取り外せます。そのため、2021ジェッターは車への積み込みが、よりラクに行えます。
(※4)2021PAS Braceにはフロントサスペンションが装備されているので、その分段差や悪路での衝撃を受けにくいです。
(※5)2021ジェッターはフレームサイズが390㎜と440㎜の車種があります。（2021PAS Braceは1車種のみです。）
(※6)フレームサイズが390㎜の2021ジェッターと2021PAS Braceの最低乗車身長（適応身長の下限）は、フレームサイズが390㎜の2021ジェッターの方が2021PAS Braceよりも12㎝低いです。フレームサイズが390㎜の2021ジェッターと2021PAS Braceの最低乗車身長（適応身長の下限）は、フレームサイズが490㎜の2021ジェッターの方が2021PAS Braceより4㎝低いです。
(※7)2021ジェッターは外装8段変速で、2021PAS Braceは内装8段変速です。外装変速はペダルを漕ぎながら変速します。内装段変速は（ギアの摩耗や故障のリスクを回避するために）走行中に自転車をこぐのを一旦やめて変速します。一方、外装変速は停車中に変速できないのに対し、内装変速は停車中にも変速ができます。内装変速は必然的に停車する機会の多くなる信号の多い街中で使用すると便利です。

2021ジェッターと2021PAS Braceの比較表
2021ジェッターのフレームサイズ(BE-ELHC339:フレームサイズ390㎜)(BE-ELHC344:フレームサイズ440㎜)

2021ジェッター	比較項目	2021PAS Brace
	画像
1855mm×595mm (BE-ELHC339:390㎜) 1880mm×595mm (BE-ELHC344:440㎜)	本体サイズ(全長×全幅)mm	1780mm×575mm
約27インチ（700C）	タイヤサイズ	約27インチ（700C）
21.1kg(BE-ELHC339:390㎜) 21.2kg(BE-ELHC344:440㎜)	総車両重量(kg)	23.2kg
12.0Ah	バッテリー容量（Ah）	15.4Ah
【パワーモード】約45km 【オートモード】約54km 【ロングモード】約85km	1充電あたりの走行距離	【　強　モード】約60km 【標　準モード】約71km 【オートモード】約90km
4.0時間	充電時間	4.0時間
外装8段	変速	内装8段
144-181cm(BE-ELHC339:390㎜) 152-190cm(BE-ELHC344:440㎜)	適応身長	156cm以上（注）
なし	フロントサスペンション	なし
簡単に取り外せる	前輪	簡単に取り外せる
簡単に取り外せる	後輪	簡単に取り外ない
スポーツLEDビームランプ	フロントライト	LEDバッテリーランプ
オプションにて装着可能	フロントキャリヤ	オプションにて装着可能
オプションにて装着可能	フロントバスケット（前カゴ）	オプションにて装着可能
168,000円	メーカー希望価格（税込み）	173,800円

（注）2021PAS Braceは適応身長の上限の記載なし。

パナソニック・2021ジェッターとパナソニック・2021ハリヤとの比較

2021ジェッターと2021ハリヤの主な違い

クイックレリーズの箇所の違い（2021ジェッター:前輪と後輪、2021ハリヤ:前輪のみ）(※1)

フロントサスペンションの有無（2021ジェッター:なし、2021ハリヤ:あり）(※2)

車種数の違い（2021ジェッター:2車種、2021ハリヤ:1車種）(※3)

適応身長の下限である最低乗車身長の違い（2021ジェッター:フレーム390mm-144cm/フレーム440mm-152cm、2021ハリヤ:150cm）(※4)

ライトの違い（2021ジェッター:スポーツLEDビームランプ、2021ハリヤ:リトルLEDビームランプ2）(※5)

フロントキャリアの有無（2021ジェッター:なし、2021ハリヤ:あり）

価格の違い（2021ジェッター:168,000円、2021ハリヤ:145,000円）

(※1)2021ジェッターは前輪と後輪を工具なしで取り外せ、2021ハリヤは前輪のみ工具なしで取り外せます。そのため、車への積み込みは2021ジェッターの方が2021ハリヤよりラクに行えます。
(※2)2021ハリヤにはフロントサスペンションが装備されているので、その分段差や悪路での衝撃を受けにくいです。
(※3)2021ジェッターはフレームサイズが390㎜と440㎜の車種があります。（2021ハリヤは1車種のみです。）
(※4)フレームサイズが390㎜の2021ジェッターと2021ハリヤの最低乗車身長（適応身長の下限）はフレームサイズが390㎜の2021ジェッターの方が2021ハリヤよりも6㎝低いです。フレームサイズが440㎜の2021ジェッターと2021ハリヤの最低乗車身長（適応身長の下限）はフレームサイズが440㎜の2021ジェッターの方が2021ハリヤより2㎝高いです。
(※5)どちらのライトも小さいながら前方を明るく照らしてくれるパナソニックのLEDライトですが、2021ジェッターのライトは、よりスポーティーな外観のライト＜スポーツLEDビームランプ＞です。（2021ハリヤはリトルLEDビームランプ2を採用しています。）
2021ジェッターのスポーツLEDビームランプ

2021ハリヤのリトルLEDビームランプ2

2021ジェッターと2021ハリヤの比較表
2021ジェッターのフレームサイズ(BE-ELHC339:フレームサイズ390㎜)(BE-ELHC344:フレームサイズ440㎜)

2021ジェッター	比較項目	2021ハリヤ
	画像
1855mm×595mm (BE-ELHC339:390㎜) 1880mm×595mm (BE-ELHC344:440㎜)	本体サイズ(全長×全幅)mm	1790mm×590mm
約27インチ（700C）	タイヤサイズ	26インチ（26型）
21.1kg(BE-ELHC339:390㎜) 21.2kg(BE-ELHC344:440㎜)	総車両重量(kg)	23.2kg
12.0Ah	バッテリー容量（Ah）	12.0Ah
【パワーモード】約45km 【オートモード】約54km 【ロングモード】約85km	1充電あたりの走行距離	【パワーモード】約45km 【オートモード】約54km 【ロングモード】約73km
4.0時間	充電時間	4.0時間
外装8段	変速	外装7段
144-181cm(BE-ELHC339:390㎜) 152-190cm(BE-ELHC344:440㎜)	適応身長	156-185cm
なし	フロントサスペンション	あり
簡単に取り外せる	前輪	簡単に取り外せる
簡単に取り外せる	後輪	簡単に取り外せない
スポーツLEDビームランプ	フロントライト	リトルLEDビームランプ2
オプションにて装着可能	フロントキャリヤ	標準装備
オプションにて装着可能	フロントバスケット（前カゴ）	オプションにて装着可能
168,000円	メーカー希望価格（税込み）	145,000円

2021ジェッターの特長（2021年8月発売モデル）

サイド液晶ディスプレイ

⇒走行速度や走行距離表示、スポーティーな走りをアシストするケイデンス（注）表示など8項目の表示に対応しています。（注:1分間あたりのクランク回転数）

ワイヤ内蔵アルミフレーム

⇒スポーティなイメージのアルミフレームです。ワイヤがアルミフレームの中を通ているのでスッキリとした外観になっています。

スポーツLEDビームランプ

⇒小さくても遠くまで明るく照らせるスポーティーな外観のLEDライトです。

前後クイックレリーズ

⇒前輪・後輪ともに工具なしで脱着できます。

700×38Cタイヤ

⇒衝撃吸収性に優れ、軽快な走行が可能です。（約27インチでタイヤの太さ約40mm）

ベル一体型ブレーキレバー

⇒ハンドルまわりがスッキリとした見た目になるだけでなく、ベル・ブレーキ間における操作の時間的なロスがなくります（ほぼ同時にベルとブレーキの操作を行えます。）。

スポーツサドル

⇒長距離走行でもお尻が疲れにくい幅172㎜のワイドサドルです。

ワイヤ錠付（1キー2ロック）

⇒バッテリー脱着と同じキーで施錠・開錠が可能です。

ジェッター “JETTER” パナソニック電動アシスト自転車

2021ジェッターのまとめ

2021ジェッターはスポーツタイプの電動アシスト自転車です。
フレームサイズが390mmと440mmの2車種あります。
タイヤサイズはどちらのフレームも同じ（700×38C）です。
走行距離は比較的容量の大きな12.0Ahのバッテリーを搭載しているため1回の充電で、一番アシスト力が強い「強モード」だけの使用でも約45㎞の連続走行が可能です。
8段変速の電動アシスト自転車なので、一般的な3段変速の電動アシスト自転車より、早くスムーズに加速できます。
また、変速数が多いほうが道路状況に合わせた走行を行うことができます。そのため、電動モーターの負担を軽減でき、バッテリー電池を節約できます。
変速の種類は外装変速なのでペダルをこぎながら変速を行います。
クイックレリーズにより前輪と後輪を工具なしで外せるので、車への積み込みがよりラクに行えます。

2021年モデル　390mm　440mm