【2022年モデル】2022ビビEX【panasonic/パナソニック】～2020ビビEXとの違い、2022ビビDXとの違い～

このページは2021年10月発売のパナソニック「2022ビビEX」について説明するページです。

2022ビビEXの概要

画像ビビEX26型 2022年モデル

本体サイズ(全長×全幅)mm	（24型※1）1775×580mm （26型※2）1875×580mm
タイヤサイズ	（24型）24インチ（26型）26インチ
総車両重量(kg)	（24型）29.5kg （26型）30.4kg
1充電あたりの走行距離	【パワーモード】約59km 【オートモード】約70km 【ロングモード】約100km
変速機方式	内装3段変速（※3）
最低乗車身長（※4）	（24型）138cm （26型）141cm
バッテリー容量（※5）	16.0Ah
充電時間	約4.5時間
施錠方式	後輪サークル錠 (ラクイックにて開錠※6)

パナソニックから発売されている電動アシスト（※7）自転車「2022ビビ・EX」は、お買い物やお出かけなど普段使いに適した電動アシスト自転車です。大手3社（パナソニック、ヤマハ、ブリヂストン）のお買い物お出かけ向け電動アシスト自転車の中で、16.0Ahのもっとも大きな容量のバッテリーを搭載しているため、1回の充電で約59km～100kmの長距離走行が可能（※8）です。電動アシスト自転車の電源を入れるだけで後輪サークル錠を自動で開錠できるラクイック（※6）と呼ばれる電子リモコンキーが付属しているのは、ビビシリーズの中でビビEXのみです。

（※1）24型とは24インチタイヤを装着した電動アシスト自転車のことです。
（※2）26型とは26インチタイヤを装着した電動アシスト自転車のことです。
（※3）変速機を使わなくても電動アシスト自転車は電動モーターのアシスト力によりラクに漕ぐことができますが、変速機を使った方が電動モーターの負担を軽減できるので、その分バッテリーが長持ちします。また、変速機には内装変速機と外装変速機とがあります。「2022ビビEX」に取り付けてある内装変速機は外装変速機と違って停車中にも変速できます。停車する機会の多い信号機が多くある街中で使用すると便利です。
（※4）電動アシスト自転車にまたがった際に、両足のつま先をつくことができれば、その電動アシスト自転車に乗ることができます。そして、電動アシスト自転車にまたがった際に、両足のつま先をギリギリつくことができる身長が、その電動アシスト自転車の最低乗車身長（ビビEX24型:138cm、ビビEX26型:141cm）になります。
（※5）Ahの数字が大ききれば大きいほど、たくさんの電気をバッテリーに貯めることができます。そのため、Ahの数字が大ききれば大きいほど、1回の充電でより長い距離を走ることができます。
（※6）ラクイックとはキー（鍵）を直接鍵穴に差し込まなくても電動アシスト自転車の電源を入れるだけで後輪サークル錠を自動で開錠できる電子リモコンキーのことです。そして、普段持ち歩くカバンにラクイック（電子リモコンキー）を入れておけば、電動アシスト自転車の電源を入れるだけで後輪サークル錠を開錠できるできるだけでなく、カギを取り出そうとカバンの中をごそごそ探すという手間が省けます。
（※7）アシストとは「手伝う」という意味ですが、ここでは「人がペダルを漕ぐのを電動アシスト自転車に備え付けられている電動モーターが手伝う」という意味になります。
（※8）長距離走行が可能ということは、バッテリーの充電が回数が少なくて済むということを意味します。また、バッテリーの充電が回数が少なくて済むいうことは、バッテリーの劣化しにくくなるということを意味します。

（注）2022ビビEXはオプションにてフロントチャイルドシート、リヤチャイルドシートの取り付けが可能ですが、同時に2人のお子さまを乗せることができません。1度に乗せることができるお子さまは1人です。同時に2人のお子さまを乗せることができるのは子乗せ用電動アシスト自転車のみです。

2022ビビEXの特長

ラクイック

⇒電子リモコンキーのラクイックをいつも持ち歩くバッグなどに入れておけば、電動アシスト自転車の電源を入れるだけで開錠できます。手荷物がいっぱいの時でもラクに開錠できます。2022年モデルのビビ系の電動アシスト自転車の中で、ラクイックが付属しているのは、「2022ビビEX」のみです。

大型スムースインバスケット（前カゴ）

⇒荷物が傷つきにくい素材で作られた大容量サイズ（高さ約260mm×奥行約350mm×幅約390mm）のバスケット（前カゴ）です。間口が広いため、荷物が出し入れしやすくなっています。また、中が見えにくいため、防犯面での効果もあります。

足も灯4-LEDビームランプ

⇒前方だけでなく、足元も照射します。遠くにいるドライバーに早い段階から気づいてもらいやすい安心のライトです。

スタピタ2S

⇒スタンドを立てるとハンドルも同時に固定（半ロック）されます。ハンドルがふらつきにくくなるので、駐輪中電動アシスト自転車が倒れにくくなります。また、ハンドルがふらつきにくくなるので、フロントバスケット（前カゴ）の荷物の出し入れが行いやすくなります。（※ハンドルを完全に固定する機能ではありません。）

エコナビ液晶スイッチ4SL

⇒最適なエコ運転を実現するため、走行条件によりアシスト力を自動的にコントロールします。そのため、1回の充電で、より長距離の走行が行えます。操作方法は、電源が入った状態で液晶表示切り替えボタンを押すと、「バッテリー残量表示」＞「残り走行距離表示」＞「残り走行時間表示」の順でデータを表示できます。

低床設計の国産フレーム

⇒またぎやすい低床フレームですので、電動アシスト自転車の乗り降りがラクに行えます。

テールアップサドル・ソフト

⇒お尻にやさしい形状になっているため、身体への負担を軽減します。疲れにくいサドルです。

クラス27のリヤキャリヤ（後ろ側の荷台）

⇒リヤキャリヤに27kgまでの荷物を載せることができます。（オプションにてリヤチャイルドシートを取り付けることができます。）

かろやかスタンド2

⇒誰でもラクに立てられるスタンドです。

ソーラーオートテール2

⇒昼の間に太陽光で充電し、暗くなると自動で点滅します。

パンクガードマンタイヤ＆肉厚チューブ

⇒耐久性が高いだけでなく、パンクにも強いタイヤです。

2022ビビEXと2020ビビEXとの違い

電動アシスト自転車のモデルチェンジが行われる度に、「前モデルと何が違うのか？」と疑問に思う方がよくいらっしゃいます。これと同じように「2022ビビEX」についても、「2022ビビEXと2020ビビEXでは何が違うのか？」と疑問に思っている方がたくさんいらっしゃると思いますので、ここでは、性能面における「2022ビビEX」と「2020ビビDX」との違いについて説明させていただきます。

2022ビビEXと2020ビビEXの主な違い

今回のモデルチェンジで大幅な変更はないですが、ハンドル固定（スタピタ2→スタピタ2S）のマイナーチェンジが行われ、ハンドルロックがかかってるかを視覚で確認しやすくなりました。

2022ビビEXと2020ビビEXの比較表

2022ビビEX	比較項目	2020ビビEX
	画像
（24型）1775×580mm （26型）1875×580mm	本体サイズ(全長×全幅)mm	（24型）1775×580mm （26型）1875×580mm
（24型）24インチ（26型）26インチ	タイヤサイズ	（24型）24インチ（26型）26インチ
（24型）29.5kg （26型）30.4kg	総車両重量(kg)	（24型）29.5kg （26型）30.4kg
16.0Ah	バッテリー容量（Ah）	16.0Ah
【パワーモード】約59km 【オートモード】約70km 【ロングモード】約100km	1充電あたりの走行距離	【パワーモード】約59km 【オートモード】約70km 【ロングモード】約100km
4.5時間	充電時間	4.5時間
（24型）138cm （26型）141cm	最低乗車身長	（24型）138cm （26型）141cm
足も灯4-LEDビームランプ2	フロントライト（前側）	足も灯4-LEDビームランプ2
ソーラーテール2	リヤライト（後ろ側）	ソーラーテール2
あり	低床フレーム	あり
スムースデザインバスケット	フロントバスケット（前カゴ）	スムースデザインバスケット
スタピタ2s	ハンドルロック	スタピタ2
クラス27 （パイプリアキャリア）	リヤキャリヤ（後ろ側の荷台）	クラス27 （パイプリアキャリア）
かろやかスタンド2	スタンド	かろやかスタンド2
ハードランナー	タイヤ	ハードランナー
オプションにて装着可	フロントチャイルドシート（前側）	オプションにて装着可
オプションにて装着可	リヤチャイルドシート（後ろ側）	オプションにて装着可
後輪サークル錠（※ラクイックにて開錠）	施錠方式	後輪サークル錠（※ラクイックにて開錠）

（※）ラクイックとはキー（鍵）を直接鍵穴に差し込まなくても電動アシスト自転車の電源を入れるだけで後輪サークル錠を自動で開錠できる電子リモコンキーのことです。

2022ビビEXと同じビビ系列の2022ビビDXとの比較

「2022ビビEX」と同じビビ系の電動アシスト自転車の中に「2022ビビDX」という車種があります。そして、「2022ビビEX」と「2022ビビDX」はデザイン的にも似ています。そのため、「性能的にどう違うのか？」「デザイン的にどう違うのか？」など疑問に思われる方がよくいらっしゃいます。そこで、ここでは「2022ビビEX」と「2022ビビDX」の違いを説明させていただきます。

2022ビビEXと2022ビビDXの主な違い

ラクイックの有無（※）
後輪サークル錠の重さの違いによる総車両重量の違い
タイヤの違い
リヤキャリヤ（後ろ側の荷台）のデザインの違い
フロントバスケット（前カゴ）のデザインの違い
色の種類と数の違い
価格の違い

（※）ラクイックとは電子リモコンキーのことです。ビビ系の中では2022ビビEXのみに搭載させています。

2022ビビEXと2022ビビDXとの比較表

2022ビビEX	比較項目	2022ビビDX
	画像
（24型）1775×580mm （26型）1875×580mm	本体サイズ(全長×全幅)mm	（24型）1775×580mm （26型）1875×580mm
（24型）24インチ（26型）26インチ	タイヤサイズ	（24型）24インチ（26型）26インチ
（24型）29.5kg （26型）30.4kg	総車両重量(kg)	（24型）28.3kg （26型）29.2kg
16.0Ah	バッテリー容量（Ah）	16.0Ah
【パワーモード】約59km 【オートモード】約70km 【ロングモード】約100km	1充電あたりの走行距離	【パワーモード】約59km 【オートモード】約70km 【ロングモード】約100km
4.5時間	充電時間	4.5時間
（24型）138cm （26型）141cm	最低乗車身長	（24型）138cm （26型）141cm
足も灯4-LEDビームランプ2	フロントライト（前側）	足も灯4-LEDビームランプ2
ソーラーテール2	リヤライト（後ろ側）	ソーラーテール2
あり	低床フレーム	あり
スムースデザインバスケット	フロントバスケット（前カゴ）	スムースデザインバスケット2
スタピタ2S	ハンドルロック	スタピタ2S
クラス27 （パイプリアキャリア）	リアキャリヤ（後ろ側の荷台）	クラス27
かろやかスタンド2	スタンド	かろやかスタンド2
パンクガードマン	タイヤ	ハードランナー
オプションにて装着可	フロントチャイルドシート（前側）	オプションにて装着可
オプションにて装着可	リアチャイルドシート（後ろ側）	オプションにて装着可
後輪サークル錠（ラクイックにて開錠）	施錠方式	後輪サークル錠（通常のカギにて開錠）
157,000円	メーカー希望価格 (税込み)	126,000円

ラクイックの有無

ラクイックとは電子リモコンキーのことです。ラクイックをいつも持ち歩くバッグなどに入れておけば、電動アシスト自転車の電源を入れるだけで開錠できます。

そして、2022ビビEXと2022ビビDXの大きな違いは開錠に使うカギの違いです。2022ビビEXはラクイック（電子リモコンキー）を使用して開錠を行います。2022ビビDXは一般的なカギで開錠を行います。

後輪サークル錠の重さの違いによる総車両重量の違い

2022ビビEXは電子キーに対応したサークル錠です。一方、2022ビビDXは通常のカギに対応したサークル錠です。2022ビビEXと2022ビビDXは本体の重量はほぼ同じですが、通常のカギに対応したサークル錠より電子リモコンキーに対応したサークル錠の方が重くなるので、この差が総車両重量(kg)の違いの主なになっています。

タイヤの違い

2022ビビEXにはパンクガードマンタイヤが装着されていて、2022ビビDXにはハードランナータイヤが装着されています。どちらのタイヤも耐久性の高いタイヤですが、2022ビビDXのハードランナータイヤより2022ビビEXのパンクガードマンタイヤの方がパンクしにくいです。

リヤキャリヤ（後ろ側の荷台）のデザインの違い

2022ビビDXに使用されているリヤキャリヤは27kℊまでの荷物を載せることができるクラス27のリヤキャリヤで、2022ビビEXに使用されているリヤキャリヤも27kℊまでの荷物を載せることができるクラス27のリヤキャリヤです。ただ、2022ビビDXに使用されているリヤキャリヤは一般的なデザインのリヤキャリヤですが、2022ビビEXに使用されているリヤキャリヤは中が空洞になっているパイプリアキャリアで、車体と同じ色で統一されています。

＜ビビ2022EXと2022ビビDXのリヤキャリヤ（後ろ側の荷台）＞

2022ビビEX	比較項目	2022ビビDX
	画像
クラス27/最大積載量27kg (※パイプリアキャリヤ）	機能	クラス27/最大積載量27kg

フロントバスケット（前カゴ）のデザインの違い

2022ビビEXに使用されているフロントバスケット（前カゴ）はスムースデザインバスケットです。2022ビビDXに使用されているフロントバスケット（前カゴ）はスムースデザインバスケット2です。2022ビビEXと2022ビビDXのフロントバスケット（前カゴ）の違いはデザインの違いです。サイズや機能については、ほぼ同じです。

＜2022ビビEXと2022ビビDXのフロントバスケット（前カゴ）の比較＞

2022ビビEX	比較項目	2022ビビDX
	画像
高さ約260mm×奥行約350mm×幅約390mm	サイズ	高さ約250mm×奥行約350mm×幅約390mm
荷物が傷つきにくい。カゴの中身が見えにくい。大容量サイズ。	機能	荷物が傷つきにくい。カゴの中身が見えにくい。大容量サイズ。

2022ビビEXと2022ビビDXの色の種類と数の違い

2022ビビEXの色は全部で4色です。

マットカーキグリーン（つや消し）

レッドオーカー

チョコブラウン

Pファインブルー

2022ビビDXの色は全部で6色です。

オニキスブラック

マットカーキグリーン（つや消し）

レッドオーカー

チョコブラウン

Pファインブルー

マットミモザ（つや消し）

価格の違い

一般的に同じ系列の電動アシスト自転車の場合、主にバッテリー容量の大きさで価格差が生じます。ただ、「2022ビビEX」と「2022ビビDX」の場合、バッテリー容量は同じですが、主に電子リモコンキーのラクイックの有無により価格差が生じています。

2022ビビEXのまとめ

お買い物やお出かけなどの普段使いに適した電動アシスト自転車です。
16.0Ahのコンパクトな大容量バッテリーを搭載しているため、一番アシスト力が強いパワーモードだけでの使用でも、連続約59㎞の長距離走行が可能です。
長距離走行が可能なので、その分バッテリーの充電回数が少なくて済みます。
バッテリーの充電回数が少なくて済むので、その分バッテリーが劣化しにくくなります。
2022ビビDXとの大きな違いは、2022ビビDXには電子リモコンキーのラクイックがなく、2022ビビEXには電子リモコンキーのラクイックがあるという点です。その他、タイヤの種類、フロントバスケット、リヤキャリアのデザインが違います。それら以外は、ほぼ同じです。
電子リモコンキーのラクイックをいつも持ち歩くバッグなどに入れておけば、電動アシスト自転車の電源を入れるだけで開錠できます。鍵を取り出すためにバッグの中の鍵をごそごそと探したり、鍵を何度も取り出すうちに鍵をどこかにやってしまうということも無くなります。
2022年モデルのビビ系の中で、ラクイックが付属しているのは、「2022ビビEX」のみです。
2022ビビEXと2022ビビDXはバッテリー容量は同じですが、主にラクイックの有無により価格差が生じています。

24型　26型　2022年モデル