普段使い用としてチャイルドシートが標準装備されていない2019「PAS Babby un（パス　バビー アン）」を使用するメリット、デメリット【YAMAHA/ヤマハ】

アシスト力が強い
どのメーカーもアシスト力を詳しく公表していません。ただ、ヤマハは、おおまかですが、アシスト力を6段階で表示していて、子乗せ電動アシスト自転車は車体総重量が重くなることから、ヤマハのどの子乗せ電動アシスト自転車も、アシスト力を最も高い「6」に設定しています。

そして、リヤチャイルドシートが標準装備されていないPAS Babby un（パス　バビー アン）も、リヤチャイルドシートがない分だけ車体重量が軽くなっているのにも関わらず、アシスト力が最も高い「6」に設定してありますので、リヤチャイルドシートが標準装備されていないPAS Babby un（パス　バビー アン）のアシスト力は、PAS Babby un（パス　バビー アン）リヤチャイルドシート標準装備モデルより、実質的に強くなります。

一般的な20型電動アシスト自転車に比べ段差や悪路での衝撃を受けにくい
子乗せ電動アシスト自転車は、その性質上、耐久性の高い車体にしなくてはいけないので、車体が重くなりがちです。そのため、車体の軽い一般的な20型の電動アシスト自転車に比べると取り回しは行いにくくなります。その一方で、小さく細いタイヤを装着した電動アシスト自転車のデメリットである段差や悪路での衝撃受けやすさを、車体の重さやタイヤの太さで、小さく細いタイヤを装着した一般的な電動アシスト自転車より抑えることができます。

車体重量がほぼ同じ重さの24型や26型の電動アシスト自転車に比べると取り回しが行いやすい
PAS Babby un（パス　バビー アン）は、小さなタイヤを装着した一般的な電動アシスト自転車より車体重量は重くなりますが、PAS Babby un（パス　バビー アン）と同じ重量の24型や26型の一般的な電動アシスト自転車と比べると、車体重心が低いために取り回しが行いやすくなります。

前カゴ、リヤキャリヤが標準装備されている
20型の電動アシスト自転車はオシャレなデザインの車体が多く、また、自身の好みに合わせたデザインにカスタマイズしたい方のことを考え、前カゴやリヤキャリヤがオプションになっているものが多いです。一方、PAS Babby un（パス　バビー アン）は、もともと子乗せ用電動アシスト自転車で、実用性も重視されているため、前カゴ、リヤキャリヤが標準装備されています。

24型や26型の電動アシスト自転車に比べると停車する際はふらつきにくい
これはどの20型の電動アシストにも共通することですが、20型の電動アシスト自転車は24型や26型の電動アシスト自転車より車体重心が低いので、停車する際はふらつきにくくなります。PAS Babby un（パス　バビー アン）は、幅の広いタイヤを装着しているために、よりふらつきにくくなります。

20型にも関わらず重い荷物を載せて運転することができる
一般的な20型の電動アシスト自転車の多くは、18kgまでの荷物を載せることができるリヤキャリヤが、取り付けられています。一方、PAS Babby un（パス　バビー アン）は、20型でありながら、子乗せ電動アシスト自転車ということもあって、車体の耐久性が高くなっていますので、27kgまでの荷物を乗せることができるクラス27のリヤキャリヤが取り付けられています。

一般的な20型電動アシスト自転車に比べると取り回しは行いにくい
子乗せ電動アシスト自転車は、車体の耐久性の高さが要求されるので、一般的な子乗せ電動アシスト自転車よりも車体が重くなります。そのため、20型のPAS Babby un（パス　バビー アン）と一般的な20型の電動アシスト自転車を比べると、一般的な20型の電動アシスト自転車の方が自転車に降りてからの取り回しは行いやすくなります。

ただ、20型のPAS Babby un（パス　バビー アン）と平均的な重さの24型、26型の電動アシスト自転車の車体重量は、ほぼ同じですので、20型のPAS Babby un（パス　バビー アン）とほぼ同じ車体重量の24型、26型の電動アシスト自転車を比べると、車体重心の低い20型のPAS Babby un（パス　バビー アン）の方が、取り回しは行いやすいです。

24型や26型の電動アシスト自転車に比べると漕ぎにくい
PAS Babby un（パス　バビー アン）を含む、どの20型の電動アシスト自転車にも言えることですが、20型の電動アシスト自転車は、24型や26型の電動アシスト自転車に比べると、漕ぎにくいです。ただ、最近の20型電動アシスト自転車は、クランクの長さやシート角の調整を行うことで、昔に比べるとずいぶんと漕ぎやすくなっています。