※このページは2020年8月発売のパナソニック「2020sw」についての説明ページです。
画像 2020sw
本体サイズ(全長×全幅)mm | 1720mm×590mm |
タイヤサイズ | 20インチ(20型※1) |
総車両重量(kg) | 20.9kg |
1充電あたりの走行距離 | 【パワーモード】約—km 【オートモード】約36km 【ロングモード】約—km |
変速機 | なし |
乗車適応身長 | 147cm以上 |
バッテリー容量(Ah) | 8.0Ah(※2) |
充電時間 | 約4.5時間 |
パナソニック「2020sw」は、運転以外の操作はできる限り行いたくない、簡略したい人のための(※3)、見た目も操作もシンプルなファッションタイプの20型電動アシスト(※4)自転車です。ただ、シンプルな電動アシスト自転車といっても様々なカスタマイズが行えるようになっており、20型の中でもかなり車体重量が軽い部類に入る電動アシスト自転車にも関わらず、クラス27リヤキャリアやリヤチャイルドシート(※5)の取り付けまでもが可能です。
(※4)アシストとは「電動アシスト自転車に備え付けられている電動モーターにより人がペダルを漕ぐのを手伝う」という意味です。電動アシストの場合、時速10kmまでは漕ぐ力1に対して2のアシストが働きます。そして、普通の自転車の場合、アシストは働かず漕ぐ力が1ですので、時速10kmまでは電動アシスト自転車は普通の自転車の3倍の力(普通の自転車の3分の1の力で済む)で漕ぐことができます。時速が10kmを超えると、スピードの出過ぎを抑制するためにアシスト力は2の状態から徐々に弱くなっていき、時速24kmになった時点でアシストは0になります。それでも、時速17kmでも電動アシスト自転車は普通の自転車の約2倍の力(普通の自転車の2分の1の力で済む)で漕ぐことができます。
(※5)
一本スタンドから両立スタンドの付け替え、フロントバスケット(前カゴ)、クラス27のリヤキャリヤ、リヤチャイルドシートの取り付けなどライフステージに合わせてスタイルを切り替えることができるオプションが豊富です。使い方は自由自在です。(20型のファッションタイプの軽量電動アシスト自転車でありながら、クラス27のリヤキャリヤを取り付けられるので、リヤチャイルドシートの取り付けも可能です。一方、一般的な20型のファッションタイプの電動アシスト自転車の多くは、18kgまでの荷物を載せることができるクラス18のリヤキャリヤとなるために、リヤチャイルドシートを取り付けることができません。)
普通の自転車と電動アシスト自転車のアシスト力の比較
時速10km未満 | 時速10km以上時速24km | |
普通の自転車 | 漕ぐ力1+アシスト0=1 | 漕ぐ力1+アシスト0=1 |
電動アシスト自転車 | 漕ぐ力1+アシスト2=3 | 漕ぐ力1+アシスト2~0=3~1 |
2020swと2019swの比較表
2020sw | 比較項目 | 2019sw |
画像 | ||
1720mm×590mm | 本体サイズ(全長×全幅)mm | 1760mm×590mm |
20インチ | タイヤサイズ | 20インチ |
20.9kg | 総車両重量(kg) | 21.6kg |
8.0Ah | バッテリー容量 | 8.0Ah |
【パワーモード】約—km 【オートモード】約36km 【ロングモード】約—km |
1充電あたりの走行距離 | 【パワーモード】約—km 【オートモード】約36km 【ロングモード】約—km |
4.5時間 | 充電時間 | 4.5時間 |
なし | 変速 | なし |
147cm | 最低乗車身長 | 147cm |
オプションにて取り付け可 (クラス27) |
リヤキャリア | オプションにて取り付け可 (クラス27) |
オプションにて取り付け可 | リヤチャイルドシート | オプションにて取り付け可 |
83,380円 | 価格(税込み) | 82,500円 |
2020swと2020Jコンセプトの比較表
2020sw | 比較項目 | 2020Jコンセプト |
画像 | ||
1720mm×590mm | 本体サイズ(全長×全幅)mm | 1570mm×590mm |
20インチ | タイヤサイズ | 20インチ |
20.9kg | 総車両重量(kg) | 18.2kg |
8.0Ah | バッテリー容量 | 12.0Ah |
【パワーモード】約—km 【オートモード】約36km 【ロングモード】約—km |
1充電あたりの走行距離 | 【パワーモード】約50km 【オートモード】約61km 【ロングモード】約91km |
4.5時間 | 充電時間 | 4.0時間 |
なし | 変速 | なし |
147cm以上 | 乗車適応身長 | 142cm以上 |
オプションにて取り付け可 (クラス27※1) |
リヤキャリア | オプションにて取り付け可 (クラス18※2) |
オプションにて取り付け可 | リヤチャイルドシート | 取り付け不可 |
パナソニック | メーカー | パナソニック |
83,380円 | 価格(税込み) | 121,880円 |
低価格な理由
2020SWが低価格な理由として、バッテリーが8.0Ahと小さめ、変速機がついていない、アシストモードがオートマチックモード(オートマチックモードは道路状況に合わせてアシストの強弱が変わる便利なモードです。)のみなどが理由にあげられます。ただ、何が何でも電動アシスト自転車を安く仕上げようとしているのではなく、操作を簡単にしているのはそれなりの理由(次の操作が簡単な理由で説明)がありますし、20型ファッション系電動アシスト自転車にかかわらず、オプションにてクラス27のリヤキャリア、リヤチャイルドシートが取り付けられるほど車体は丈夫です。そのため、通常のファッション系電動アシスト自転車より操作が簡単で車体が長持ちする構造になっています。
操作が簡単な理由
変速機は3段階、アシストモードも3段階の電動アシスト自転車に乗っていらっしゃる方で、変速機は2のまま、アシストモードはオートマチックモードのままにして、運転されている方が結構いらっしゃいます。子供を同時に二人乗せることができる車体重量のある子乗せ電動アシスト自転車を運転されているママさんでもこういった運転をされる方が多くいらっしゃいます。
電動アシスト機能のない普通の自転車なら変速機を2のままにしていたら漕ぐのが大変になってきますが、電動アシスト自転車の場合、変速機を使用しなくても電動モーターによるアシスト力によりラクに走ることができる(※)ために、変速しないまま走られる方が結構いらっしゃいます。また、そういった方の場合、アシストモードは道路状況によってアシストの強弱が変わるオートマチックモードで特に不満がないので、オートマチックモードのままにしてで走られている方も多いようです。
このように、変速機の使用やアシストモードの変更などの複雑な操作が必要と感じておらない方が少なからずいらっしゃるというのも、2020SWの操作が簡単になっている理由かと思われます。
(※)ただし、変速機を使用しないと、電動モーターの負担が大きくなるので、バッテリー電池の消耗は、変速機を使用するときに比べやや早くなります。また、変速機を使用しないと、トップスピードに到達するまで時間が、変速機使用時に比べてやや遅れます。
私にあった電動アシスト自転車?
バッテリーの節約にあまりこだわっていない方、長距離を走らない方、アシストがずっと強いままのアシストモードは必要と感じない(道路状況によってアシストモードの強弱が変わればいいと思っている)方、運転以外の操作はできる限り行いたくない、簡略したい方なら、2020SWはあなたにとって相性のいい電動アシスト自転車といえるでしょう。ただ、SWはハンドルがT字で通常の20型電動アシスト自転車よりは車体がやや長いため、走行中は前傾姿勢になります。前傾姿勢はスピードが出やすいですがリラックスできる姿勢とはいえないので、個人差はあると思いますが、小柄な女性や70代以降の方はハンドルがT字じゃないタイプのリラックスした姿勢で乗れる電動アシスト自転車を選択したほうがいいかもしれません。
2020年8月発売モデル
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2020年8月発売モデル
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2020年8月発売モデル
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2020年8月発売モデル
2020年8月発売モデル
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