※3輪電動アシスト自転車は70代以降の方に人気の電動アシスト自転車です。3輪だから転倒しないと思われがちですが、注意事項を守って運転しないと転倒する恐れがあります。そのため、はじめて運転される前には必ず注意事項を確認されてから運転してください。安全上、2輪ほどスピードが出ない設定になっていますが、注意事項さえ守れば、1度にたくさんの荷物を安全に運ぶことができる電動アシスト自転車です。
※このページのタイトルは『「PASワゴン」のネット通販やsns上の書き込みから見えてくるもの』ですが、安全に「PASワゴン」にお乗りいただくために、まずは下記のPASワゴンの概要と正しい操作法をお読みください。
レッド
アイボリー
アースブルー
ヤマハ「PASワゴン」
本体サイズ(全長×全幅)mm | 1665mm×580mm |
タイヤサイズ | 前輪18インチ 後輪16インチ |
総車両重量(kg) | 29.2kg |
1充電あたりの走行距離 | 【弱】約77km 【強】約60km |
変速機方式 | 内装3段変速 |
最低乗車身長 | 139cm以上 |
バッテリー容量 | 15.4Ah |
充電時間 | 約4.0時間 |
「PASワゴン」はパワフルアシストで積載性に優れた3輪の電動アシスト自転車です。1回の充電における走行距離はアシスト力が一番強い、強モードばかり用いても約60㎞ですので、バッテリーの残量をあまり気にすることなく常に力強い走行が可能です。
「PASワゴン」の特長
大容量のリヤバスケットを装備した3輪モデルです。
液晶スイッチパネルの操作はわかりやすくて簡単です。
長く走れ、充電回数も少なくなる15.4Ah⼤容量バッテリーを搭載しています。
またぎやすい低床U型フレームですので乗り降りが楽です。
3輪電動アシスト自転車の利点を生かすために3輪自転車の正しい操作方法を理解しましょう
「PASワゴン」の様な3輪電動アシスト自転車は1度にたくさんの荷物を運べるという利点がある反面、操作を誤ると事故につながってしまう恐れがあります。そこで、3輪電動アシスト自転車を安全に操作するために以下の点について注意してください。
<警告>
PASワゴンは一般の自転車と機能や構造が違うため、乗車感覚が異なります。道路状況や乗り方によっては転倒の恐れもありますので、次の点にご注意ください。
性別に関係なく70代~80代の方が多くを占めます。
「自動車免許を返納したため」「2輪の電動アシスト自転車が古くなったので自分の年齢を考えて3輪の電動アシスト自転車に乗り換えようと思った」「高齢でバイクに乗るのが大変になった」「数キロ先のスーパーまで普通の自転車で買い物に行くのが大変になったので」
(※「PASワゴン」以外の3輪タイプの電動アシスト自転車を購入された方にも共通することですが、70代から80代の方は、本来の移動手段がなくなったための移動手段して3輪タイプの電動アシスト自転車を購入されようとされる方が多く見受けられます。また、移動手段がなくなるということは日常の買い物に支障をきたすということにつながります。そのため、3輪電動シスト自転車は安全のことを考え2輪よりスピードは抑えてありますが、1度にたくさん荷物を運ぶことのできるという理由でも、3輪タイプの電動アシスト自転車を選ばれることが多いようです。)
「PASワゴン」と数字上の性能面で割と近い「ビビライフ」とで迷われる方がネット通販やsns上の書き込みでよく見られます。ただ、すべてが同じというわけではありません。そこで、ここでは両者の数字から見えてくる違いについて説明していきたいと思います。
画像 比較対象のパナソニック「ビビライフ」
本体サイズ(全長×全幅)mm | 1620mm×590mm |
タイヤサイズ | 前輪18インチ 後輪16インチ |
総車両重量(kg) | 33.8kg |
1充電あたりの走行距離 | 【パワー】約56km 【オート】約67km 【ロング】約93km |
変速機方式 | 内装3段変速 |
最低乗車身長 | 136cm以上 |
バッテリー容量 | 16.0Ah |
充電時間 | 約5.0時間 |
パナソニック「ビビライフ」はサイズが縦460㎜、横400㎜、高さ220㎜~250㎜のリアバスケットを標準装備した積載量豊富な3輪電動アシスト自転車です。アシストモードは3段階で、アシスト力が一番強いアシストモードでも56㎞の走行が可能です。夜間の走行については、進行方向を幅広く照らしてくれるだけでなく足元もで照らしてくれる4-LEDビームランプを搭載しているので、より安心して走行できます。
PASワゴンとビビライフの比較表
PASワゴン | 比較項目 | ビビライフ |
画像 | ||
1665mm×580mm | 本体サイズ(全長×全幅)mm | 1620mm×590mm |
前輪18インチ 後輪16インチ |
タイヤサイズ | 前輪18インチ 後輪16インチ |
29.2kg | 総車両重量(kg) | 33.8kg |
【パワー(強)】約60km 【ロング(弱)】約70km |
1充電あたりの走行距離 | 【パワー】約56km 【オート】約67km 【ロング】約93km |
139cm | 最低乗車身長 | 136cm |
15.4Ah | バッテリー容量 | 16.0Ah |
4.0時間 | 充電時間 | 5.0時間 |
<車体重量>
「PASワゴン」⇒29.2kg
「ビビライフ」⇒33.8kg
車体重量が軽い方が駐輪する際などの取り回しが行いやすくなり、車体重量が重い方が悪路を走行する際の衝撃が少なくて済みます。
<バッテリー容量、走行距離>
バッテリー容量(Ah)⇒「PASワゴン」15.4Ah、「ビビライフ」は16.0Ahとほぼ同じ。
走行距離⇒強モード(パワーモード)では走行距離は同じ。弱モード(ロングモード)では「ビビライフ」の方が長い。
「PASワゴン」と「ビビライフ」とでは、バッテリー容量(Ah)がほぼ同じですので、走行距離位については強モード(パワーモード)での大きな違いはありません。弱モード(ロングモード)で「ビビライフ」の方が長くなるのは、弱モード(ロングモード)におけるアシスト力の設定の違いです。つまり、弱モード(ロングモード)では「ビビライフ」の方が「PASワゴン」よりアシスト力を弱く設定しているために、弱モード(ロングモード)では「PASワゴン」より「ビビライフ」の方が長い距離を走ることが出来ます。
<アシストモード数>
「PASワゴン」⇒強モード、弱モードの2段階
「ビビライフ」⇒パワーモード、オートモード、ロングモードの3段階
「PASワゴン」のアシストモードは2段階で、「ビビライフ」のアシストモードは3段階です。アシストモード数が少ない方が、機械操作の苦手な高齢者にとっては、混乱することなく操作を行えますので優しいと言えます。だた、アシストモード数が少ないということは、アシストモード数が多いタイプより、道路状況に応じたアシストモードの選択がきちんと行えないことになり、バッテリー電池の消耗を早めてしまいます。(※例えば、強モードでは十分すぎて弱モードでは不十分な坂道があった場合、その中間のモードが選択できないために、強モードを選択せざるを得なくなり、坂道は楽に登れますがバッテリー電池の消耗を早めてしまいます。)
「たくさん買い物をしても帰りの道のりを心配することがなくなった」「リアバスケットに総重量約10キロの重たい荷物を積んでも楽に自転車が漕げるのでうれしい」「乗り心地アシスト力に不満はない」「安全のことを考えて2輪よりスピードが出ない構造になっているが2輪よりたくさんの荷物が1回の往復で運べて楽」
(※スピードは2輪ほど求めずに操作が簡単で1度にたくさんの荷物を運びたい方に「PASワゴン」をおすすめします。)
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2019年6月発売モデル
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2018年モデル
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