アシスタファインミニの相場は?適正価格は?
アシスタファインミニはオープン価格ですので基準となる値段(希望小売価格)がわかりません。初めて電動アシスト自転車を購入される方にとっては、お店の提示する価格が適正価格かどうなのかがわからないので、高い値段で買わされるんじゃないかと心配されている方がおられるかもしれません。また、おおよその価格がわかったとしても、同じ価格帯の他車種と比べると「その価格は安いの?」「高いの?」「性能の違いは?」など疑問に感じる方もおられるかもしれません。
画像 アシスタファインミニ(ブリヂストン)
本体サイズ(全長×全幅)mm | 1835×590mm |
タイヤサイズ | 20インチ 18インチ |
総車両重量(kg) | 26.5kg |
1充電あたりの走行距離 | 【パワー】約21km 【オート】約24km 【ロング】約37km |
変速機方式 | 内装3段変速 |
最低乗車身長 | 139cm以上 |
バッテリー容量 | 6.2Ah |
充電時間 | 約2.0時間 |
オープン価格のような電動アシスト自転車が高いか安いかを判断する方法として、10万円以上の電動アシスト自転車と10万円未満の電動アシスト自転車の違いを理解するという方法があります。そこで、ここでは10万円以上の電動アシスト自転車と10万円未満の電動アシスト自転車の値段の違いの理由を説明していきます。
バッテリー容量(Ah)とはバッテリ電池の大きさのことで、Ahの数字が大きければ大きいほどバッテリー電池にたくさんの電気を貯めることができます。また、バッテリーにたくさんの電気を貯められる電動アシスト自転車は1回の充電で、バッテリーにあまりたくさんの電気が貯められない電動アシスト自転車より長い距離を走ることができます。
そして、バッテリー容量と価格には一定の法則があり、10Ahを超える容量の大きなバッテリーを搭載している電動アシスト自転車の価格は10万円を超える車体ばかりで、10Ah未満の容量が小さなバッテリーは10万円未満の車体がほとんど(※)です。<(※)一部車種は10万円を超えます。後で説明しますがそれには理由があります。>
お買いもの・お出かけ電動アシスト自転車一覧 <税込み価格> |
バッテリー容量 (Ah) |
走行距離 (アシストモード別) |
2019ビビDX 【panasonic/パナソニック】 <119,664円> |
16.0 | 強モード:59km 中モード:70km 弱モード:100km |
2019ビビEX 【panasonic/パナソニック】 <148,824円> |
16.0 | 強モード:59km 中モード:70km 弱モード:100km |
2019ビビL 【panasonic/パナソニック】 <117,504円> |
12.0 | 強モード:46km 中モード:54km 弱モード:78km |
2019ビビL20 【panasonic/パナソニック】 <117,504円> |
12.0 | 強モード:45km 中モード:53km 弱モード:70km |
2018~2019「ビビ・SX」 【panasonic/パナソニック】 <91,800円> |
8.8 | 強モード:31km 中モード:35km 弱モード:50km |
(黒タイヤ)2019フロンティアリラクシー 【BRIDGESTONE/ブリヂストン】 <140,184円> |
14.3 | 強モード:48km 中モード:71km 弱モード:98km |
(カラータイヤ)2019フロンティアリラクシー 【BRIDGESTONE/ブリヂストン】 <143,424円> |
14.3 | 強モード:46km 中モード:67km 弱モード:92km |
2019STEPCRUZ/ステップクルーズ 【BRIDGESTONE/ブリヂストン】 <140,184円> | 14.3 | 強モード:48km 中モード:73km 弱モード:99km |
2019アシスタファインミニ 【BRIDGESTONE/ブリヂストン】 <オープン価格> |
6.2 | 強モード:21km 中モード:24km 弱モード:37km |
2019アシスタファイン 【BRIDGESTONE/ブリヂストン】 <オープン価格> |
6.2 | 強モード:21km 中モード:25km 弱モード:36km |
2019アシスタプリマ 【BRIDGESTONE/ブリヂストン】 <オープン価格> |
6.2 | 強モード:22km 中モード:26km 弱モード:38km |
2019フロンティア 【BRIDGESTONE/ブリヂストン】 <123,984円> |
8.8 | 強モード:29km 中モード:42km 弱モード:60km |
2019フロンティアデラックス 【BRIDGESTONE/ブリヂストン】 <134,784円> |
14.3 | 強モード:51km 中モード:77km 弱モード:101km |
2019「PAS With」 【YAMAHA/ヤマハ】 <118,800円> |
12.3 | 強モード:48km 中モード:56km 弱モード:76km |
2019「PAS With DX」 【YAMAHA/ヤマハ】 <124,200円> |
12.3 | 強モード:48km 中モード:56km 弱モード:76km |
2019「PAS With SP」 【YAMAHA/ヤマハ】 <150,120円> |
15.4 | 強モード:59km 中モード:70km 弱モード:100km |
2019「PAS ナチュラM」 【YAMAHA/ヤマハ】 <100,440円> |
6.2 | 強モード:21km 中モード:25km 弱モード:36km |
<表 お買いもの・お出かけ電動アシスト自転車の価格とバッテリー容量・走行距離>
前出の表「お買いもの・お出かけ電動アシスト自転車の価格とバッテリー容量・走行距離」に掲載されている2019フロンティアはバッテリー容量が小さい部類にも関わらず、税込み価格が10万円を優に超えます。これは両輪駆動(※1)やモーターブレーキ(※2)などブリヂストン独自の機能を搭載しているためです。
また、前出の表に掲載されている2019「PAS ナチュラM」もバッテリー容量が小さい部類にも関わらず、税込み価格が10万円を超えます。これはPAS ナチュラMはオプションにてリヤチャイルドシートが取り付けられるお買い物お出かけ用の自転車の中では最も軽い(=車体軽量化のためにコストがかかる)電動アシスト自転車だからです。
その他、後出の表「バッテリーが小さいにもかかわらず価格が10万円を超える電動アシスト自転車一覧」に掲載されているファッションタイプの折りたたみのできる電動アシスト自転車(パナソニック・オフタイム)や、外観を意識したオシャレな電動アシスト自転車(パナソニック・EZ)などはバッテリー容量が小さい部類に入っても、どうしてもコストがかかってしまうそれぞれの特性から税込み価格が10万円を優に超えてしまいます。
表 バッテリーが小さいにもかかわらず価格が10万円を超える電動アシスト自転車一覧
車種 | バッテリー容量 価格 |
走行距離 | 理由 |
2019フロンティア |
8.8 <123,984円> |
強モード:29km 中モード:42km 弱モード:60km |
2019フロンティアには両輪駆動やモーターブレーキなどブリヂストン独自の機能を搭載しているので、その分コストがかかります。そのため、バッテリー容量が小さい部類に入るのにもかかわらず、税込み価格は優に10万円を超えてしまいます。因みにアシスタプリマには両輪駆動やモーターブレーキなど機能は搭載されていません。 |
車種 | バッテリー容量 価格 |
走行距離 | 理由 |
2019PASナチュラⅯ |
6.2 <100,440円> |
強モード:21km 中モード:25km 弱モード:36km |
2019PASナチュラⅯはチャイルドシートが取り付けられるお買い物・お出かけ用電動アシスト自転車の中で最も車体が軽い(23.6kg)という特長があります。車体が軽いと自転車に降りてからの取り回しがラクに行えます。バッテリー容量が小さい部類に入る電動アシスト自転車ですが、軽量化にかかるコストにより、税込み価格が10万円を超えます。因みにアシスタプリマは26型のお買い物・お出かけ向け電動アシスト自転車の中では標準的な重さ(26.1kg)です。 |
車種 | バッテリー容量 価格 |
走行距離 | 理由 |
2018~2019オフタイム |
8.0 <137,160円> |
強モード:31km 中モード:40km 弱モード:54km |
大手3社の電動アシスト自転車の中で折りたたみができる唯一の車種ですが、折りたたみ式にすることで収納面で便利な反面、コストがかかてしまいます。そのため、バッテリー容量が小さい部類に入る電動アシスト自転車でありながら、税込み価格が優に10万円を超えてしまいます。 |
車種 | バッテリー容量 価格 |
走行距離 | 理由 |
2018~2019EZ |
8.0 <126,360円> |
強モード:31km 中モード:35km 弱モード:52km |
EZはモトクロスタイプのフレームを使用するなど電動アシスト自転車の中ではデザインに力をかなり入れています。しかし、その分コストがかかってしまい、バッテリー容量が小さい部類に入る電動アシスト自転車でありながら、税込み価格が優に10万円を超えてしまいます。 |
他車種のバッテリ容量、特長(両輪駆動、モータードライブ、車体が軽い、折りたたみ式、凝ったデザインなど)と値段の関係を参考にしてみると、アシスタファインはブリヂストン独自の両輪駆動やモーターブレーキが採用されていないこと、バッテリー容量が小さい部類に入ること、オシャレな車体である一方で素材が鉄であることから適正価格は10万円未満だと思われます。
表 アシスタファインの価格が抑えられる要因と価格が高くなる要因
車種 | 価格が抑えられる要因 | 価格が高くなる要因 |
アシスタファインミニ |
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また、次の比較表「アシスタファインミニとアシスタファインデラックスの比較」のアシスタファインデラックス(アシスタファインミニと同じシリーズでバッテリー容量が大きな部類に入る)の価格が12万円台であることから、やはりアシスタプリマの適正価格は10万円未満であると思われます。
アシスタファインミニとアシスタファインデラックスの比較表
アシスタファイン | 比較項目 | アシスタファインデラックス |
画像 | ||
1835×590mm(20/18型) | 本体サイズ(全長×全幅)mm | 1865×570mm(26型) |
20/18インチ(20/18型) | タイヤサイズ | 26インチ(26型) |
26.5kg(20/18型) | 総車両重量(kg) | 26.3kg(26型) |
139cm以上(20/18型) | 最低乗車身長 | 139cm以上(26型) |
【パワー】約21km 【オート】約24km 【ロング】約37km |
1充電あたりの走行距離 | 【パワー】約52km 【オート】約60km 【ロング】約87km |
6.2Ah | バッテリー容量(Ah) | 15.4Ah |
2.0時間 | 充電時間 | 4.0時間 |
あり | 低床フレーム | あり |
なし | タフフレーム | あり |
なし | アルミフレーム | あり |
なし | 一発二錠(※1) | あり |
なし | ドレスガード(※2) | あり |
クラス18 | リアキャリア | クラス27 |
装着不可 | フロントチャイルドシート | オプション |
装着不可 | リヤチャイルドシート | オプション |
オープン価格 | 価格(税込み) | 129,384円 |
約9万円 | ネット通販価格 | 約11万円 |
2019アシスタファインミニのネット上での平均的な相場は8万円台後半~9万円台前半です。ネット上の店舗によるサービスは多種多様ですので一概には言えませんが、価格が8万円台前半だとかなり安く10万近くになってくると高いという印象を受けます。因みにヤフーショッピングや楽天の場合、ポイント利用などで実質的な価格をこれよりも抑えられます。そして、初めて電動アシスト自転車を購入される方は店舗で受け取れば受け取り無料で店員さんの説明が受けられ、全国に実店舗のあるサイクルベースがおすすめです。
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アシスタファインの適正価格や相場を見ても同じ小径の車種と比較するとどうなんだろう?」と思われる方がおらるかもしれませんので、アシスタファインと同じお買い物・お出かけ向けで、同じ小径の車種の価格についてもみていきたいと思います。
アシスタファインミニとビビ・L・20スの比較表
アシスタファイン | 比較項目 | ビビ・L・20 |
画像 | ||
1835×590mm(20/18型) | 本体サイズ(全長×全幅)mm | 1585×580mm(20型) |
20/18インチ(20/18型) | タイヤサイズ | 20インチ(26型) |
26.5kg(20/18型) | 総車両重量(kg) | 21.7kg(20型) |
139cm以上(20/18型) | 最低乗車身長 | 136cm以上(26型) |
【パワー】約21km 【オート】約24km 【ロング】約37km |
1充電あたりの走行距離 | 【パワー】約45km 【オート】約53km 【ロング】約70km |
6.2Ah | バッテリー容量(Ah) | 12.0Ah |
2.0時間 | 充電時間 | 4.0時間 |
あり | 低床フレーム | あり |
なし | アルミフレーム | あり |
クラス18 | リアキャリア | クラス18 |
装着不可 | フロントチャイルドシート | 装着不可 |
装着不可 | リヤチャイルドシート | 装着不可 |
オープン価格 | 価格(税込み) | 117,504円 |
約9万円 | ネット通販価格 | 約11万円 |
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