ショッピングタイプ(いわるゆ買い物、お出かけ用)の電動アシスト自転車ながら16.0Ahの大容量バッテリーを搭載している「ビビ・DX」。そのため、長距離走行も可能なビビDX。そのビビDXのネット通販やsns上の書き込みからから見えてくるものは?
2019ビビDXのスペック
本体サイズ(全長×全幅)mm | 1775×580mm(24型※1) 1875×580mm(26型※2) |
タイヤサイズ | 24インチ(24型) 26インチ(26型) |
総車両重量(kg) | 28.2kg(24型) 29.1kg(26型) |
1充電あたりの走行距離 | 【パワー】約59km 【オート】約70km 【ロング】約100km |
変速機方式 | 内装3段変速 |
最低乗車身長 | 138cm以上(24型) 141cm以上(26型) |
バッテリー容量 | 16.0Ah(※3) |
充電時間 | 約5.0時間 |
(※1)24型とは24インチタイヤを履いている電動アシスト自転車のことです。
(※2)26型とは26インチタイヤを履いている電動アシスト自転車のことです。
(※3)Ahの数字が大ききれば大きいほどバッテリーにたくさんの電気を充電できるので1回の充電でそれだけだくさんの距離を走ることができます。長い距離を走ることができるということはそれだけ充電回数が減らせるということになります。
パナソニック電動アシスト自転車「ビビDX」は買い物やお出かけなど普段使い用に開発された人気電動アシスト自転車です。買い物、おでかけ用として開発された電動アシスト自転車ですが、ネット通販やSNS上の書き込みなどを見ると、買い物、おでかけ以外に通勤、通学、お子様の送迎用など様々な用途で使用されています。
さまざまな用途で使用されているので必然的に「ビビDX」はさまざまな年代の方がオーナーになっています。「ビビDX」のオーナーは30代から50代が中心ですが、そのほかにも若い世代だと女子の学生さんが長距離通学で使用しいたり20代の男性会社員の方が通勤用に使用されていたり、シニア世代だと買い物用やお出かけ用として70代の女性が使用される例もあります。
実際、私自身が街中を自動車や自転車で走っていても、ビビ系の電動アシスト自転車を見る機会が年々多くなっています。この記事を書いている数日前も、自動車で隣接する市に用事で車で出かけた際に見たシニアの女性の方がそうでしたし、通り沿いの動物病院の前にもビビが停めてありましたので、やはり実際に売れてるなという印象を受けます。
⇒「ビビ DX」が買い物以外の用途に使われるようになったのは漕ぎはじめと坂道を登る際に特に強く働くアシストと16.0Ahのバッテリーにあり
普通の自転車の場合、自転車の漕ぎはじめと坂道を登る際は、自転車のペダルを特に強く漕がなければならなりません。それだけでなく自転車に重い荷物をのせていると、漕ぎ始めの際に自転車がふらつくことがよくあります。荷物を載せた状態で坂道を登る際は、すぐにペダルが重くなりしばしば自転車がふらつくきます。そのため、重い荷物をのせて坂道を登る場合、一旦自転車から降りてそれを押さなくてならないということも度々起こります。そして、頻繁に停車を余儀なくされる信号の多い街中に住んでおらる方や坂道の多い場所に住んでおられる方はこれを嫌というほど経験されます。
しかし、パナソニック電動アシスト自転車「ビビ DX」の場合は、漕ぎ始めや坂道を登る際に力強いアシストを働かせる設計になっていますので、発進する際にいつも通りペダルを軽くこぐだけで済みます。そのため、重い荷物をのせて自転車を発進させる際も強いアシスト力が働くのでふらつくことはないですし、重い荷物を載せて坂道を登る際も途中で降りることなく、いつも苦労していた坂道を難なく登ることが出来ます。また、パナソニックは言ううまでもなく古くからある今なお活躍し続けるの国内の大手電気メーカーです。そして、下の表を見るとお分かりいただけると思いますが、ビビDXは大手3社の中でもバッテリー容量が一番大きい(=1回の充電で一番長い距離を走ることができる)電動アシスト自転車であるということがお分かりたただけると思います。
お買いもの・お出かけ電動アシスト自転車一覧 <税込み価格> |
バッテリー容量 (Ah) |
走行距離 (アシストモード別) |
2019ビビDX 【panasonic/パナソニック】 <119,664円> |
16.0 | 強モード:59km 中モード:70km 弱モード:100km |
2019ビビEX 【panasonic/パナソニック】 <148,824円> |
16.0 | 強モード:59km 中モード:70km 弱モード:100km |
2019ビビL 【panasonic/パナソニック】 <117,504円> |
12.0 | 強モード:46km 中モード:54km 弱モード:78km |
2019ビビL20 【panasonic/パナソニック】 <117,504円> |
12.0 | 強モード:45km 中モード:53km 弱モード:70km |
2018~2019「ビビ・SX」 【panasonic/パナソニック】 <91,800円> |
8.8 | 強モード:31km 中モード:35km 弱モード:50km |
(黒タイヤ)2019フロンティアリラクシー 【BRIDGESTONE/ブリヂストン】 <140,184円> |
14.3 | 強モード:48km 中モード:71km 弱モード:98km |
(カラータイヤ)2019フロンティアリラクシー 【BRIDGESTONE/ブリヂストン】 <143,424円> |
14.3 | 強モード:46km 中モード:67km 弱モード:92km |
2019STEPCRUZ/ステップクルーズ 【BRIDGESTONE/ブリヂストン】 <140,184円> | 14.3 | 強モード:48km 中モード:73km 弱モード:99km |
2019アシスタファインミニ 【BRIDGESTONE/ブリヂストン】 <オープン価格> |
6.2 | 強モード:21km 中モード:24km 弱モード:37km |
2019アシスタファイン 【BRIDGESTONE/ブリヂストン】 <オープン価格> |
6.2 | 強モード:21km 中モード:25km 弱モード:36km |
2019アシスタプリマ 【BRIDGESTONE/ブリヂストン】 <オープン価格> |
6.2 | 強モード:22km 中モード:26km 弱モード:38km |
2019フロンティア 【BRIDGESTONE/ブリヂストン】 <123,984円> |
8.8 | 強モード:29km 中モード:42km 弱モード:60km |
2019フロンティアデラックス 【BRIDGESTONE/ブリヂストン】 <134,784円> |
14.3 | 強モード:51km 中モード:77km 弱モード:101km |
2019「PAS With」 【YAMAHA/ヤマハ】 <118,800円> |
12.3 | 強モード:48km 中モード:56km 弱モード:76km |
2019「PAS With DX」 【YAMAHA/ヤマハ】 <124,200円> |
12.3 | 強モード:48km 中モード:56km 弱モード:76km |
2019「PAS With SP」 【YAMAHA/ヤマハ】 <150,120円> |
15.4 | 強モード:59km 中モード:70km 弱モード:100km |
2019「PAS ナチュラM」 【YAMAHA/ヤマハ】 <100,440円> |
6.2 | 強モード:21km 中モード:25km 弱モード:36km |
<表 お買いもの・お出かけ電動アシスト自転車一覧>
上の表をご覧になってバッテリー容量が16.0AhのビビDXは、お買いもの・お出かけ電動アシスト自転車の中では、1回の充電で長い距離を走ることができる電動アシスト自転車にもかかわらず価格が抑えられているため、コストパフォーマンスが高い電動アシスト自転車であることがお分かりになられると思います。
そして、長い距離が走れることから、ただ単に長距離通勤や長距離通勤が可能というだけでなく、充電回数が減らせることになります。また、充電回数を減らすことでバッテリーの寿命を延ばすことができるので長い目で見ると経済的です。
このように「ビビ DX」は重たい荷物を前かごに載せて発車する際や坂道発進する際の強力なアシスト力、長距離走行もできる大きなバッテリを搭載するなど他の電動アシスト自転車と比べても機能面でとても充実していますので、もともとは買い物用お出かけ用としての電動アシスト自転車という位置づけですが、それ以外の幅広い用途で使用されているということが理解できます。そして、様々な状況で使うことが想定されたオプションが充実(※)しているというのも様々な用途で使用される理由の1つでしょう。(※同じタイプの電動アシスト自転車の中では価格が抑えられているので、その分をオプションに回しやすいというのも様々な用途で使用される理由の1つです。)
電動アシスト自転車選びはバッテリーの性能だけで選ぶのではなく、全体的なバランスを考えて選ぶべきだという人もいます。もちろん電動アシスト自転車選びには全体的なバランスを考えて選ぶ必要があると私も思います。なぜならお住まいの周囲の環境や道路状況、使用頻度、使用目的によって中には大きなバッテリーは必要ない方もいるからです。
ただ、バッテリーの容量が大きいほど長い距離を走ることができるので、バッテリーの充電回数が減らせるだけでなくバッテリーの寿命を伸ばせます。しかも、大きな容量のバッテリーでも最近のものはコンパクトになっていますので、何か特別な事情がない限り持ち運びに困ることこともありません。
また、普段は大きなバッテリーは必要ない方でも将来使用頻度が一時的にしろ継続的にしろ高まった際のお守り代わりになるかもしれません。値段がほぼ同じの似たタイプの自転車の場合は特に、バッテリーの容量は自転車選びの重要事項の1つだと思います。
「ビビ DX」がここまで広い世代に支持されてきたのは、特に発進時と登坂時の力強さから幅広い用途に使われるというのは理解できるが、幅広い世代に受けいらているのは?
⇒シンプルなデザインで色は落ち着いたものからカラフルなものまであるので、デザイン面でも男女関係なく様々な年代に受けいられる理由の一つだと思われます。
シンプルなデザインを好む方はどの世代にも一定数おられますし、それに加え様々な色があるというのも、デザイン面でも男女関係なく様々な年代に受けいられる理由の一つだと思われます。
通販の口コミやSNS上の書き込みからは以上の様にいい声が聞こえてきますが、ある高齢世代の方の書き込みで平地走行でのアシスト力がもう少し強ければいいのにという書き込みがありました。パナソニックのアシストの特徴は漕ぎだしや坂道を登る際、あるいは向かい風の際にアシスト力が特に強く働く設定ですので、平地での走行が少し物足りなく感じれたかもしれません。そのため、平地が多い地域にお住いのご高齢の方は、常に滑らかで力強いアシスト力が特徴のYAMAHA「PAS With シリーズ」も電動アシスト自転車選びの候補に入れてもいいかもしれません。
24型 26型 2020年モデル
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26型 2020年モデル
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24型 2020年モデル
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24型 2020年モデル
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26型 2020年モデル
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26型 2020年モデル
24型 26型 2020年モデル
24型 2020年モデル
26型 2020年モデル
26型 2020年モデル
24型 2020年モデル