街を歩いていると以前に比べ子乗せ電動アシスト自転車を見る機会が増えました。ただ、見るのはタイヤの小さな20型ばかりで、タイヤの大きな26型の子乗せ電動アシスト自転車はほとんど見かけません。大手3社のホームページを見ても2019年2月現在販売されている26型の子乗せ電動アシスト自転車は2台のみで、そのほかのほとんどが20型の子乗せ電動アシストです。
20型子乗せ電動アシスト自転車
26型子乗せ電動アシスト自転車
そして、タイヤの小さな20型だと漕ぐのが26型より大変なのに、なぜ26型より20型の方が種類が多いのか、疑問を感じておられる方がおられることでしょう。
確かに20型より26型の方が漕ぎやすいです。最近のものは20型でも、クランクの長さやサドルの角度を調整するなどして、以前より漕ぎやすくなっていますが、それでも20型より26型の方が漕ぎやすいです。
その他にも26型には20型より優れている点あって、20型より26型の方が段差での衝撃を受けにくいという点があげられます。子乗せ電動アシスト自転車は20型でも必然的に車体重量が重くなってしまうので、ある程度の衝撃は吸収出来ますが、それでも20型より26型の方が段差での衝撃を受けにくくなります。
ここまで聞くと26型の方がいいんじゃないかと感じてしまいますが、安全や取り回しなどの観点からは20型の方が次のメリットがあります。
26型より停車する際にフラつきにくい
停車する際に、車体重心の低い20型の電動アシスト自転車は、車体重心の高い26型の電動アシスト自転車より、ふらつきにくくなります。更に、車体の総重量が重くなるにつれて、こられの差は著名になります。
26型より小回りが利きやすい
狭い道や人通りの多い通りを走行する場合、26型より小回りの利きやすい20型の方が、ストレスをあまり受けることなく走行できます。
26型より取り回しが行いやすい
車体重心の低い20型の電動アシスト自転車は、車体重心の高い26型の電動アシスト自転車より、駐輪する際などの取り回しが行いやすいです。
26型より子ども乗せ降ろしするのが楽
20型の電動アシスト自転車は、車体重心の高い26型の電動アシスト自転車より、低い位置にチャイルドシートを設置できるため、お子さまをチャイルドシートから楽に下ろすことができます。
※ただし、長身のママさんの場合、中背までのママさんに比べると、20型のメリットが少なくなるので、体格的にも扱いやすい26型を選んだ方がいいでしょう。