YAMAHA電動アシスト自転車「PAS CITY-Ｘ」のネット通販やSNS上の書き込みから見えてくるもの

電動アシスト自転車「PAS CITY-Ｘ」のネット通販やSNS上の書き込みから見えてくるもの

画像　YAMAHA「PAS CITY-Ｘ」

YAMAHA「PAS CITY-Ｘ（メタル）」のスペック

本体サイズ(全長×全幅)mm	1585mm×520mm
タイヤサイズ	20インチ
総車両重量(kg)	21.0kg
1充電あたりの走行距離	【パワー】約54km 【オート】約69km 【ロング】約90km
変速機方式	内装3段変速
最低乗車身長	153cm以上
バッテリー容量	12.3Ah
充電時間	約3.5時間

街乗りからアウトドアまで！ファッション＆カジュアル系電動アシスト自転車

「PAS CITY-X」はファッション＆カジュアル系と呼ばれる電動アシスト自転車ですが、通販の口コミやSNS上の書き込みを見ると、通勤、買いものなどの街乗りからアウトドアまで幅広い使用が確認できます。

しかし、それをお聞きになって「PAS CITY-X」はファッション＆カジュアル系の電動アシスト自転車なのになぜ通勤、買いものなどの街乗りからアウトドアまで幅広い使用がされているのか？そんなに実用的なのか？とお思いの方が中にはおられるかもしれません。

それではそれを説明する前に次のYAMAHA電動アシスト自転車性能表をご覧になってください。

バッテリー容量（12.3Ah）と同じものであれば通勤、買い物用として発売されている電動アシスト自転車より走行距離が長い「PAS CITY-X」。アシストレベルが高いからいい？アシストレベルが高い自転車にはそうせざるを得ない理由があった。

YAMAHA電動アシスト自転車性能比較表

画像	名称（色）メーカー	重量	アシスト (6段階)	バッテリー（容量）	パワー	オート	ロング
	PAS Kiss mini un （ビビッドレッド） YAMAHA	30.3㎏（20型）	6	12.3Ah	約40㎞	約49㎞	約60㎞
画像	名称（色）メーカー	重量	アシスト (6段階)	バッテリー（容量）	パワー	オート	ロング
	PAS WITH SP （ディープバイオレット） YAMAHA	27.4㎏（26型） 26.7㎏ (24型)	6	15.4Ah	約59㎞	約70㎞	約100㎞
画像	名称（色）メーカー	重量	アシスト (6段階)	バッテリー（容量）	パワー	オート	ロング
	PAS GEAR-U （ファインシルバー） YAMAHA	35.0㎏（26型） 34.7㎏ (24型)	6	15.4Ah	約51㎞	約61㎞	約71㎞
画像	名称（色）	重量	アシスト (6段階)	バッテリー（容量）	パワー	オート	ロング
	PAS SION-U （クリームアイボリー） YAMAHA	22.2㎏ (20型)	4	12.4Ah	約49㎞	–	約71㎞
画像	名称（色）メーカー	重量	アシスト (6段階)	バッテリー（容量）	パワー	オート	ロング
	PAS ナチュラM （リッチレッド） YAMAHA	23.6㎏（26型） 22.8㎏ (24型)	4	6.2Ah	約21㎞	約25㎞	約36㎞
画像	名称（色）メーカー	重量	アシスト (6段階)	バッテリー（容量）	パワー	オート	ロング
	PAS With DX （グレイッシュブルー） YAMAHA	27.2㎏（26型） 26.6㎏ (24型)	4	12.3Ah	約48㎞	約58㎞	約76㎞
画像	名称（色）メーカー	重量	アシスト (6段階)	バッテリー（容量）	パワー	オート	ロング
	PAS Brace （スカイブルー） YAMAHA	23.1㎏（26型）	4	15.4Ah	約60㎞	約71㎞	約90㎞
画像	名称（色）メーカー	重量	アシスト (6段階)	バッテリー（容量）	パワー	オート	ロング
	PAS Ami （マットネイビー） YAMAHA	27.7㎏（26型）	4	12.3Ah	約45㎞	約54㎞	約76㎞
画像	名称（色）メーカー	重量	アシスト (6段階)	バッテリー（容量）	パワー	オート	ロング
	PAS SION-V （ダークエメラルド） YAMAHA	23.9㎏（24型）	4	15.4Ah	約49㎞	–	約72㎞
画像	名称（色）メーカー	重量	アシスト (6段階)	バッテリー（容量）	パワー	オート	ロング
	PAS minä （シルキーホワイト） YAMAHA	23.7㎏（26型）	4	12.3Ah	約48㎞	約58㎞	約83㎞
画像	名称（色）メーカー	重量	アシスト (6段階)	バッテリー（容量）	パワー	オート	ロング
	PAS With （ダークメタリックブラウン） YAMAHA	26.0㎏（26型） 25.3㎏ (24型)	4	12.3Ah	約48㎞	約56㎞	約76㎞
画像	名称（色）メーカー	重量	アシスト (6段階)	バッテリー（容量）	パワー	オート	ロング
	PAS CITY-X （メタル） YAMAHA	21.0㎏（20型）	3	12.3Ah	約54㎞	約69㎞	約90㎞
画像	名称（色）メーカー	重量	アシスト (6段階)	バッテリー（容量）	パワー	オート	ロング
	PAS CITY-S5 （ガンメタリック） YAMAHA	25.4㎏（27型）	3	12.3Ah	約41㎞	約49㎞	約69㎞
画像	名称（色）メーカー	重量	アシスト (6段階)	バッテリー（容量）	パワー	オート	ロング
	PAS CITY-SP5 （マットモダンブルー） YAMAHA	28.0㎏（27型）	3	15.4Ah	約51㎞	約62㎞	約87㎞
画像	名称（色）メーカー	重量	アシスト (6段階)	バッテリー（容量）	パワー	オート	ロング
	PAS VIENTA5 （エスニックブルー） YAMAHA	20.3㎏（26型）	3	12.3Ah	約45㎞	約54㎞	約74㎞
画像	名称（色）メーカー	重量	アシスト (6段階)	バッテリー（容量）	パワー	オート	ロング
	PAS CITY-C （レッド） YAMAHA	21.3㎏（20型）	3	12.3Ah	約48㎞	約61㎞	約83㎞
画像	名称（色）メーカー	重量	アシスト (6段階)	バッテリー（容量）	パワー	オート	ロング

ファッション＆カジュアル系の電動アシスト自転車と聞くと見た目だけと思ったり、通勤通学系の自転車やお買いもの用の自転車等に比べると性能的に劣ると思われます。しかし、上の表でバッテリー容量や１回の充電で走る距離を確認してみると以外にそうではないことがわかります。口コミやSNS上の書き込みでも買い物や通勤で使われていることが多数確認できますが、機能的な大きな不満を述べる書き込みは見られません。中にはアウトドアで舗装された登山路を登ってという方もいらっしゃいますが満足いく内容が書かれています。

＜性能的な不満が見られないのは電動自転車アシスト自転車のある法則から＞

先程の表で「PAS CITY-X」のアシスト力は6段階中3となっていますが、YAMAHAのファッション＆カジュアル系と言われる電動アシスト自転車の口コミではアシスト力に関する不満がほとんど聞かれません。それにはある法則があるためです。その法則とはアシスト力が高い自転車ほど車体が重く、アシスト力が抑え気味の自転車ほど車体が軽いということです。そのため、必然的に車体が重くなる子乗せ用の電動アシスト自転車はアシスト力を高く設定しなくてはならず、車体の軽いファッション＆カジュアル系の自転車の電動アシスト自転車はアシスト力を高く設定する必要はありません。これが口コミでファッション＆カジュアル系自転車である「PAS CITY-X」のアシスト力に関する不満が書かれてない理由です。また、バッテリー容量が同じのものであれば通勤用、買い物用の自転車より１回の充電での走行距離が長いのは車体が軽い、アシスト力が抑え気味にしてあるからです。この法則は大手３社の電動アシスト自転車であればどのタイプのものでもほぼ成り立ちます。

「PAS CITY-X」と「PAS CITY-C」の違いは？

PAS CITY-CとPAS CITY-Xの比較表

PAS CITY-C	比較項目	PAS CITY-X
	画像
1540mm×585mm	本体サイズ(全長×全幅)mm	1585mm×520mm
20型	タイヤサイズ	20型
21.3kg	総車両重量(kg)	21.0kg
【パワー】約48km 【オート】約61km 【ロング】約83km	1充電あたりの走行距離	【パワー】約54km 【オート】約69km 【ロング】約90km
139cm	最低乗車身長	153cm
12.3Ah	バッテリー容量	12.3Ah
3.5時間	充電時間	3.5時間
（年齢層） 20代から50代と幅広い（性別）やや女性が多め夫婦で共用も多い（主な使用目的）買い物、通勤	口コミ (年齢層・性別・主な使用目的）	（年齢層） 20代から50代と幅広い（性別）男性が多い特に30代以降（主な使用目的）買い物、通勤、アウトドア

＜「PAS CITY-X」は機能性重視、「PAS CITY-C」は乗りやすさを重視＞
「PAS CITY-X」は電動アシスト自転車の性能を最大限発揮できるように機能性を重視した車体になっています。その一方「PAS CITY-C」は電動アシスト自転車の性能をできるだけ発揮できるようにはしているものの、またぎやすさ、乗りやすさを重視しています。具体的には画像でも分かるように「PAS CITY-X」は「PAS CITY-C」の様に低床フレームを採用していないので、誰でも乗りやすいという点では「PAS CITY-C」にはかないませんが、その分ペダルの力や電動モーターの力が車輪に伝わりやすい構造になっています。そのため、バッテリー電池の消費は「PAS CITY-X」は「PAS CITY-C」より少なくて済むので、1回の充電での走行距離は「PAS CITY-X」の方が長くなります。

＜PAS CITY-X」は「PAS CITY-C」より機能性重視を重視しているため、「男性のユーザーが多く、通勤、買い物、アウトドアと使用目的が幅広い。＞

「PAS CITY-C」は、「PAS CITY-X」には備え付けられていない誰でも乗りやすい低床フレームを採用しているので、女性のユーザーが多めです。そのため、「PAS CITY-C」は通勤や買い物で使用されることがほとんどです。その一方で「PAS CITY-X」は「PAS CITY-C」より低床フレームを採用せず機能性重視を重視しているので、男性のユーザーが多いです。そのため、「PAS CITY-X」は通勤、買い物、アウトドアと使用用途の幅が広いです。

「PAS CITY-X」予報

PAS CITY-Xには太陽電池式の夜間になると点滅するリアライトが備わっています。リアライトが点滅するということは遠くにいる自動車ドライバーからも認識がされやすくいので事故に巻き込まれる可能性がグンと減るでしょう。
電動アシスト自転車を漕いでいる最中は常に有酸素運動をしている状態なので、用事で電動アシスト自転車を使えば使うほど痩せられるでしょう。
特に通勤で自転車を使用される、お腹が出てしまっている中年サラリーマンの方は少しずつお腹がへっこんでいくのが実感できるでしょう。ただし、食べ過ぎには注意してくださいね！
ファッション＆カジュアル系の電動アシスト自転車なのに12.3Ahという容量が大きめのバッテリー。しかも、元々車体が軽いのでバッテリーの電池があまり減らないことに驚くでしょう。
アシストレベルはYAMAHAの中では抑え気味ですが、元々車体が軽いので普通の坂道なら標準モードで、きつめの坂なら強モードで快適に登ることが出来るでしょう。

ヤマハ　PAS CITY-X

2020年モデル