2020年8月にパナソニック『2020グリッター(2020~2021)』が発売となりました。2020グリッター(2020~2021)の説明をご覧になりたい方は、下記の《2020年8月発売『2020グリッター』【panasonic/パナソニック/電動アシスト自転車】~2018グリッター、2020Jコンセプトの違い~<2020年夏~2021年夏>》をクリックしてください。
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これより先は1つ前のモデルの2018グリッター(2018~2019)の説明になりますので、2020グリッター(2020~2021)の説明をご覧になりたい方は、上記の《2020年8月発売『2020グリッター』【panasonic/パナソニック/電動アシスト自転車】~2018グリッター、2020Jコンセプトの違い~<2020年夏~2021年夏>》をクリックしてください。
※ここからは2018グリッター(2018~2019)の説明になります。
画像 パナソニック「グリッター」
本体サイズ(全長×全幅)mm | 1580mm×585mm |
タイヤサイズ | 20インチ |
総車両重量(kg) | 24.5kg |
1充電あたりの走行距離 | 【パワー】約42km 【オート】約54km 【ロング】約75km |
変速機方式 | 内装3段変速 |
最低乗車身長 | 142cm以上 |
バッテリー容量 | 12.0Ah |
充電時間 | 約4.0時間 |
グリッターはファッション&カジュアル系の電動アシスタ自転車です。シンプルな車体にレトロなパーツを取り入れたオシャレなデザインが特徴です。また、オシャレなだけでなく12.0Ahの容量のバッテリーを搭載していますのでパワーモードでも40km以上の長距離を走ることが出来る実用的な電動アシスト自転車です。オシャレなタイプの電動自転車には珍しく、通勤、通学、お買い物、お出かけなどに便利な前カゴが標準装備されています。
年齢層⇒学生から50代まで
性別⇒男女ほぼ同数
2017~2018バージョンのグリッターのネット通販の口コミやSNS上の書き込みを見ると、ファッション&カジュアル系の電動アシスト自転車にもかかわらず、ユーザーの年齢層は学生の方から50代の方までと幅広く、性別はほぼ同じです。実際の使用目的は通学、通勤、お買い物、お出かけと様々です。そして、2018~2019バージョンのグリッターも2017~2018バージョンのグリッターと色が違ったり、前カゴが標準されているなどの違いはありますが根本的なデザインは同じなので、年齢層、性別については2017~2018バージョンのグリッターと同じ傾向であると思われます。
グリッター(2018~2019)とグリッター(2017~2018)の比較表
グリッター(2018~2019) | 比較項目 | グリッター(2017~2018) |
画像 | ||
1580mm×585mm | 本体サイズ(全長×全幅)mm | 1580mm×580mm |
20インチ | タイヤサイズ | 20インチ |
24.5kg | 総車両重量(kg) | 24.6kg |
【パワー】約42km 【オート】約54km 【ロング】約75km |
1充電あたりの走行距離 | 【パワー】約42km 【オート】約54km 【ロング】約75km |
なし | 変速 | 内装3段変速 |
142cm | 最低乗車身長 | 143cm |
12.0Ah | バッテリー容量 | 12.0Ah |
4.0時間 | 充電時間 | 4.5時間 |
118,800円 | 価格(定価) | 118,800円 |
前カゴが標準装備された
前カゴが標準装備に⇒グリッターは、ファンっション&カジュアル系の自転車ですが、実際には通学、通勤、お買い物、お出かけなどに使用されるためにファッション&カジュアル系には珍しい前カゴが標準装備された
価格⇒2018年~2019年のグリッターは前カゴが標準装備されたにもかかわらず値段は2017年~2018年バージョンのグリッターとは同じ
2017年~2018年バージョンのグリッターの通販の口コミやSNS上の書き込みを見るとファッション&カジュアル系の電動アシスト自転車ですが、ユーザーの年齢層は学生の方から50代の方までと幅広く、実際の使用目的は通学、通勤、お買い物、お出かけと様々です。そのため、2017年~2018年バージョンのクリッターについては荷物を載せるために前カゴをオプションでつけられる方が多くいらっしゃいましたが、そのような手間を省くために2018年~2019年バージョンのグリッターには荷物を載せるための前カゴが標準装備されました。しかも、幅370㎜、奥行き320㎜、高さ300㎜の前カゴが標準装備されたにもかかわらず、2018年~2019年バージョンのグリッターの定価は2017年~2018年バージョンのグリッターと同じです。
大きさ
車体の幅⇒前モデルより車体の幅が0.5㎝広くなった
2018年~2019年バージョンのグリッターの幅は、2017年~2018年バージョンのグリッターの幅より0.5㎝広くなっています。どの電動アシスト自転車も560㎜~590㎜の間に納まっていますので、2017年~2018年のグリッターの口コミを見ても車幅に関する記載は見られませんでした。
重さ
車重⇒前カゴが標準装備されても前モデルより0.1㎏軽くなった
2018年~2019年バージョンのグリッターは、幅370㎜、奥行き320㎜、高さ300㎜の前カゴが標準装備されたにも関わらず前モデルより0.1㎏軽くなっています。20インチの電動アシスト自転車の車重は20㎏台前半です。前カゴが標準装備されていない2017年~2018年バージョンのグリッターの口コミでは、車体の重さを気にする書き込みはほとんど見られませんでしたが、小柄な女性の方が車体がもう少し軽ければという旨の書き込みが見られました。軽さ重視の方はJコンセプトを検討されてもいいかもしれません(※この後グリッターとの比較のところでご説明いたします。)。
最低乗車身長
最低乗車身長⇒前モデルより1㎝低くなった
最低乗車身長とは自転車にまたがった時に両足のつま先がつく最低の身長いう意味です。2018年~2019年バージョンのグリッターは、2017年~2018年バージョンのグリッターより最低乗車身長が1㎝低くなりました。そのため、身長が150㎝前半までの小柄な女性にとっては、それだけ地面によりしっかりと両足を接地できるようになったので、とっさの時に足を地面に伸ばしやすくなりました。
パナソニック「グリッター」は選択の際にデザイン、性能、重さなどの面でパナソニック「Jコンセプト」と迷われる方がいますので、比較表を用いてその違いを見ていきます。
グリッターとJコンセプトの比較表
グリッター | 比較項目 | Jコンセプト |
画像 | ||
1580mm×585mm | 本体サイズ(全長×全幅)mm | 1570mm×590mm |
20インチ | タイヤサイズ | 20インチ |
24.5kg | 総車両重量(kg) | 18.2kg |
【パワー】約42km 【オート】約54km 【ロング】約75km |
1充電あたりの走行距離 | 【パワー】約50km 【オート】約61km 【ロング】約91km |
内装3段変速 | 変速 | なし |
142cm | 最低乗車身長 | 142cm |
12.0Ah | バッテリー容量 | 12.0Ah |
4.0時間 | 充電時間 | 4.5時間 |
118,800円 | 価格(定価) | 118,800円 |
約万円 | ネット価格(※1) | 約万円 |
デザイン
グリッター⇒シンプル+レトロ
Jコンセプト⇒シンプル+和
「グリッター」はシンプルな車体にレトロな雰囲気を取り入れていて、「Jコンセプト」はシンプルな車体に和のテイストを取り入れています。2017~2018バージョンの「グリッター」と「Jコンセプト」の口コミから、2017~2018バージョンの「グリッター」はまんべんなく幅いろい世代に支持され、「Jコンセプト」は主に30~40代以降に支持されています。
変速、車体の重さ、走行距離
Jコンセプト⇒グリッターより軽いが変速機なし 軽いから長距離が走れる
グリッター⇒Jコンセプトより重いが変速機あり 変速機があるのでバッテリーの節約が可能
「Jコンセプト」は車体の軽量化を重視しているため変速機はついていません。走行はアシストモード(3段階)の調整のみになります。そのため、変速機をうまく利用することでのバッテリーの節約はできませんが、「Jコンセプト」は「グリッター」より車体が軽いために1回の充電での走行距離は「グリッター」より長くなります。
「グリッター」は内装変速機が搭載されているために「グリッター」の車体は「Jコンセプト」の車体より重くなり、1回の充電での走行距離は「Jコンセプト」より短くなります。しかし、走行に関して「Jコンセプト」はアシストモード(3段階)のみの調整ですが、「グリッター」はアシストモード(3段階)と内装変速機の組み合わせの調整になります。そのため、「グリッター」は、変速機をうまく利用することでのバッテリー電池の節約ができます。
2017~2018バージョンのJコンセプトの場合、変速機はないけれど車体がとても軽いのでアシストモードの切り替えができるので、通常の走行や坂道の走行はアシストモードだけで十分という書き込みがありました。2017~2018バージョンの「グリッター」の場合、きつい坂を登る際に一番強いアシストモードにしなくても標準モードと変速機との組み合わせでラクに登れたという書き込みがありました。
結論⇒大手3社(パナソニック、ブリヂストン、ヤマハ)のものなら問題ありません
アシスト力についてどのメーカーも正確な数字を公表していないが、HPにて6段階で評価しているYAMAHAから推測できること
YAMAHA電動アシスト自転車アシスト力比較表
<子→子乗せ用電動アシスト自転車、買→お買いもの用・お出かけ用電動アシスト自転車、通→通勤・通学用電動アシスト自転車、ファ→ファッション&カジュアル用電動アシスト自転車、誰→誰でも安心電動アシスト自転車、業→業務用自転車>
画像 | 名称 (色) メーカー |
重量 | アシスト (6段階) |
バッテリー (容量) |
走行距離 | 分類 |
PAS Kiss mini un (ビビッドレッド) YAMAHA |
30.3㎏ | 6 | 12.3Ah | 【パワー】 約40㎞ 【オート】 約49㎞ 【ロング】 約60㎞ |
子 | |
画像 | 名称 (色) メーカー |
重量 | アシスト (6段階) |
バッテリー (容量) |
走行距離 | 分類 |
PAS Babby un (マットアクアシアン) YAMAHA |
30.7㎏ | 6 | 12.3Ah | 【パワー】 約40㎞ 【オート】 約50㎞ 【ロング】 約58㎞ |
子 | |
画像 | 名称 (色) メーカー |
重量 | アシスト (6段階) |
バッテリー (容量) |
走行距離 | 分類 |
PAS WITH SP (ディープバイオレット) YAMAHA |
27.4㎏ (26型) 26.7㎏ (24型) |
6 | 15.4Ah | 【パワー】 約59㎞ 【オート】 約70㎞ 【ロング】 約100㎞ |
買 | |
画像 | 名称 (色) メーカー |
重量 | アシスト (6段階) |
バッテリー (容量) |
走行距離 | 分類 |
PAS GEAR-U (ファインシルバー) YAMAHA |
35.0㎏ (26型) 34.7㎏ (24型) |
6 | 15.4Ah | 【パワー】 約51㎞ 【オート】 約61㎞ 【ロング】 約71㎞ |
業 | |
画像 | 名称 (色) |
重量 | アシスト (6段階) |
バッテリー (容量) |
走行距離 | 分類 |
PAS SION-U (クリームアイボリー) YAMAHA |
22.2㎏ (20型) |
4 | 12.4Ah | 【パワー】 約49㎞ 【オート】 – 【ロング】 約71㎞ |
誰 | |
画像 | 名称 (色) メーカー |
重量 | アシスト (6段階) |
バッテリー (容量) |
走行距離 | 分類 |
PAS ナチュラM (リッチレッド) YAMAHA |
23.6㎏ (26型) 22.8㎏ (24型) |
4 | 6.2Ah | 【パワー】 約21㎞ 【オート】 約25㎞ 【ロング】 約36㎞ |
買 | |
画像 | 名称 (色) メーカー |
重量 | アシスト (6段階) |
バッテリー (容量) |
走行距離 | 分類 |
PAS Ami (マットネイビー) YAMAHA |
27.7㎏ (26型) |
4 | 12.3Ah | 【パワー】 約45㎞ 【オート】 約54㎞ 【ロング】 約76㎞ |
ファ | |
画像 | 名称 (色) メーカー |
重量 | アシスト (6段階) |
バッテリー (容量) |
走行距離 | 分類 |
PAS minä (シルキーブラック) YAMAHA |
23.7㎏ (26型) |
4 | 12.3Ah | 【パワー】 約48㎞ 【オート】 約58㎞ 【ロング】 約83㎞ |
ファ | |
画像 | 名称 (色) メーカー |
重量 | アシスト (6段階) |
バッテリー (容量) |
走行距離 | 分類 |
PAS With DX (コーラルピンク) YAMAHA |
27.2㎏ (26型) 26.6㎏ (24型) |
4 | 12.3Ah | 【パワー】 約48㎞ 【オート】 約58㎞ 【ロング】 約76㎞ |
買 | |
画像 | 名称 (色) メーカー |
重量 | アシスト (6段階) |
バッテリー (容量) |
走行距離 | 分類 |
PAS With (ダークメタリックブラウン) YAMAHA |
26.0㎏ (26型) 25.3㎏ (24型) |
4 | 12.3Ah | 【パワー】 約48㎞ 【オート】 約56㎞ 【ロング】 約76㎞ |
買 | |
画像 | 名称 (色) メーカー |
重量 | アシスト (6段階) |
バッテリー (容量) |
走行距離 | 分類 |
PAS CITY-X (メタル) YAMAHA |
21.0㎏ (20型) |
3 | 12.3Ah | 【パワー】 約54㎞ 【オート】 約69㎞ 【ロング】 約90㎞ |
ファ | |
画像 | 名称 (色) メーカー |
重量 | アシスト (6段階) |
バッテリー (容量) |
走行距離 | 分類 |
PAS CITY-S5 (ガンメタリック) YAMAHA |
25.4㎏ (27型) |
3 | 12.3Ah | 【パワー】 約41㎞ 【オート】 約49㎞ 【ロング】 約69㎞ |
通 | |
画像 | 名称 (色) メーカー |
重量 | アシスト (6段階) |
バッテリー (容量) |
走行距離 | 分類 |
PAS CITY-SP5 (マットモダンブルー) YAMAHA |
28.0㎏ (27型) |
3 | 15.4Ah | 【パワー】 約51㎞ 【オート】 約62㎞ 【ロング】 約87㎞ |
通 | |
画像 | 名称 (色) メーカー |
重量 | アシスト (6段階) |
バッテリー (容量) |
走行距離 | 分類 |
PAS VIENTA5 (エスニックブルー) YAMAHA |
20.3㎏ (26型) |
3 | 12.3Ah | 【パワー】 約45㎞ 【オート】 約54㎞ 【ロング】 約74㎞ |
通 | |
画像 | 名称 (色) メーカー |
重量 | アシスト (6段階) |
バッテリー (容量) |
走行距離 | 分類 |
PAS CITY-C (レッド) YAMAHA |
21.3㎏ (20型) |
3 | 12.3Ah | 【パワー】 約48㎞ 【オート】 約61㎞ 【ロング】 約83㎞ |
ファ | |
画像 | 名称 (色) メーカー |
重量 | アシスト (6段階) |
バッテリー (容量) |
走行距離 | 分類 |
ヤマハ、パナソニック、ブリヂストン共にアシスト力を公表していません。しかし、ヤマハもパナソニック、ブリヂストンと同様にアシスト力を公表していないものの、自身のメーカーの電動アシスト自転車のアシスト力を6段階で評価しています。そこから見えてくるものは、車体が重い自転車ほどアシスト力が強く設定してあることです。例えば、必然的に車体が重くなる子乗せ用の電動アシスト自転車のアシスト力は6段階で6ですが、車体が軽いファッション&カジュアル系の電動アシスト自転車のアシスト力は6段階で3です。しかし、両方の電動アシスト自転車の口コミを見てみると、アシスト力に対して満足いく書き込みが多数みられます。それは車体重量とアシスト力とのバランスを考えて電動アシスト自転車はつくられているからです。そして、バランスを考えてアシスト力を抑えてある車体の軽いファッション&カジュアル系の電動アシスト自転車は、その分バッテリ電池を節約できますので、意外かもしれませんが比較的長い距離を走ることが出来ます。
そして、大手3社の電動アシスト自転車であれば、メーカーごとにアシスト力に対する考え方は少し違うものの、この法則はほぼ成立します。少しだけ法則から外れるとすれば、例えば、「PAS SION-U」は23.6㎏と電動アシスト自転車のなかでは車体が軽いですが、6段階中4とアシスト力をやや強めに設定してあるのは、高齢者が使うことを想定しているからです。ファッションカジュアル系の「PAS minä」も23.7㎏と電動アシスト自転車のなかでは車体が軽いですが、6段階中4とアシスト力をやや強めに設定してあるのは、リアチャイルドシートを装着した時のことを考えてあるからです。そのため、アシスト力についてはそれほど心配することはありません。パナソニックを含む大手3社の電動アシスト自転車ならそういった気配りもなされていますのでご安心ください。
2020年8月発売モデル
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2020年8月発売モデル
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2020年8月発売モデル
2020年8月発売モデル