画像 ヤマハ「PAS ナチュラⅯ」
本体サイズ(全長×全幅)mm | (24型)1800×560mm/(26型)1880×560mm |
タイヤサイズ | 24インチまたは26インチ |
総車両重量(kg) | (24型)22.8kg/(26型)23.6kg |
1充電あたりの走行距離 | 【パワー】約21km 【オート】約25km 【ロング】約36km |
変速機方式 | 内装3段変速 |
最低乗車身長 | (24型)141cm以上/(26型)144cm以上 |
バッテリー容量 | 6.2Ah |
充電時間 | 約2.0時間 |
「PAS ナチュラⅯ」は、ヤマハから発売されている電動アシスト自転車です。2017年からモデルチェンジは行われておらず、1回の充電での走行距離は短い車種ですが、車体の軽さ、「PAS With」「PAS With DX」と同じアシスト力、お手頃価格などによりいまだに人気のある車種です。また、24型・26型の中で車体が軽い部類にも入るにもかかわらず、リアチャイルドシート(別売)の装着も可能です。毎日乗るけれど走行距離は短い、長い距離を走るけれど使用頻度は少ない方なら性能的には十分な電動アシスト自転車です。
ヤマハPAS系電動アシスト自転車比較表
<〇→標準装備、△→別売にて取り付け可、×→純正品取り付け不可>
画像 | 名称 (色) メーカー |
重量 | バッテリー (容量) |
走行距離 | 変 速 数 |
前 カ ゴ |
チ ャ イ ル ド S 前 部 |
チ ャ イ ル ド S 後 部 |
PAS WITH SP (ディープバイオレット) YAMAHA |
27.4㎏ (26型) 26.7㎏ (24型) |
15.4Ah | 【パワー】 約59㎞ 【オート】 約70㎞ 【ロング】 約100㎞ |
3 | 〇 | × | △ | |
画像 | 名称 (色) メーカー |
重量 | バッテリー (容量) |
走行距離 | 変 速 数 |
前 カ ゴ |
チ ャ イ ル ド S 前 部 |
チ ャ イ ル ド S 後 部 |
PAS ナチュラM (リッチレッド) YAMAHA |
23.6㎏ (26型) 22.8㎏ (24型) |
6.2Ah | 【パワー】 約21㎞ 【オート】 約25㎞ 【ロング】 約36㎞ |
3 | 〇 | × | △ | |
画像 | 名称 (色) メーカー |
重量 | バッテリー (容量) |
走行距離 | 変 速 数 |
前 カ ゴ |
チ ャ イ ル ド S 前 部 |
チ ャ イ ル ド S 後 部 |
PAS With (ダークメタリック ブラウン) YAMAHA |
26.0㎏ (26型) 25.3㎏ (24型) |
12.3Ah | 【パワー】 約48㎞ 【オート】 約56㎞ 【ロング】 約76㎞ |
3 | 〇 | × | △ | |
画像 | 名称 (色) メーカー |
重量 | バッテリー (容量) |
走行距離 | 変 速 数 |
前 カ ゴ |
チ ャ イ ル ド S 前 部 |
チ ャ イ ル ド S 後 部 |
PAS With DX (グレイッシュブルー) YAMAHA |
27.2㎏ (26型) 26.6㎏ (24型) |
12.3Ah | 【パワー】 約48㎞ 【オート】 約58㎞ 【ロング】 約76㎞ |
3 | 〇 | × | △ | |
画像 | 名称 (色) メーカー |
重量 | バッテリー (容量) |
走行距離 | 変 速 数 |
前 カ ゴ |
チ ャ イ ル ド S 前 部 |
チ ャ イ ル ド S 後 部 |
電動アシスト自転車の値段はバッテリーの容量(Ah)によって変わってきます。また、同じバッテリーの容量でもの値段が違うのは、オプションやデザイン(※1)の違いのためです。
「PAS ナチュラM」の場合、他のパス系の電動アシスト自転車に比べバッテリーの容量は6.6Ahと小さいため走行距離は短いです。そのため、バッテリーの容量イコール電動アシスト自転車の値段という図式通り、レギュラータイプ(お買いもの用・お出かけ用)の電動アシスト自転車の中では、もっともお手頃な価格になっています。
しかし、アシスト力などの基本的な性能は「PAS With」と「PAS With DX」と変わりがありませんので、「PAS ナチュラM」を購入した際の使用頻度、走行距離を計算してみて、バッテリーの充電回数が週1回程度(※2)で済みそうなら、経済面ではお得な電動アシスト自転車と言えるでしょう。
(※1「PAS With DX」は「PAS With」系の車体にレトロな雰囲気を取り入れたデザインになっているため、「PAS With」より値段が少し高くなります。)
(※2 バッテリーの充電を頻繁に行うことはバッテリーの劣化を早めることになりますので、車体はまだまだ大丈夫でもバッテリーを買い換えないといけなくなる場合があります。しかも、バッテリーの値段は3万~4万円しますので、最初の値段だけで電動アシスト自転車を選んでしまうと、長い目で見ると費用の面で損をしてしまう場合があります。1日の平均走行距離が3~4キロの方なら「PAS ナチュラM」で十分ですが、例えば1日の平均10キロ前後を電動アシスト自転車で走行される方の場合、最低でも12.0Ah前後のバッテリーを搭載した電動アシスト自転車を選んだ方がいいでしょう。)
「PAS ナチュラM」は、学生から高齢の方までが使用されています。性別はトータルでは男女ほぼ同数ですが、女性は中年期の方の割合が多く、男性は高齢期の方の割合が多くなっています。女性の高齢期の割合が少ないのは、車体が軽いだけでなく車体重心が低くて扱いやすい高齢者向けにつくられた「PAS-SION-U20型」を選択される方が割と多くいらっしゃるためと思われます。また、、今年(2018年)の4月に「PAS-SION-U20型」に「PAS-SION-U24型」「PAS-SION-U26型」が加わりましたので、「PAS ナチュラM」を使用される高齢期の方の割合が男女共に少し減るかもしれません。
因みに「PAS ナチュラM24型・26型」と「PAS-SION-U24型・26型」との大きな違いはスイッチパネルの違いです。機械の操作が苦手な高齢の方でも扱いやすいように、「PAS-SION-U24型・26型」は「PAS ナチュラM24型・26型」に比べスイッチパネルの表示がシンプルに、アシストモードは「PAS ナチュラM24型・26型」は3段階ですが、「PAS-SION-U24型・26型」は2段階になっています。
画像 「PAS-SION-U」のスイッチパネル(機械操作が苦手な高齢者の方でも扱いやすいシンプルな表示。アシストモードは強弱の2段階です。)
画像 「PAS ナチュラM」のスイッチパネル(割とシンプルな表示ですが、機械操作が苦手な高齢者の方だと少し混乱されるかもしれません。アシストモードは3段階です。)
また、「PAS-SION-U24型・26型」は「PAS ナチュラM24型・26型」に比べバッテリー容量が約2倍の12.3Ahとなっていますので、走行距離も2倍になっています。
ただ、高齢の方で「PAS ナチュラM24型・26型」のスイッチパネルの表示でも特に難しいと思われない方で1日の平均走行距離が3~4キロ以内の方であれば、値段的に「PAS ナチュラ24型・26型」を選んだ方がいいでしょう。
PAS ナチュラM(24型・26型)とPAS-SION-U(24型・26型)の比較表
PAS ナチュラM | 比較項目 | PAS-SION-U |
画像 | ||
(24型)1800×560mm (26型)1880×560mm |
本体サイズ(全長×全幅)mm | (24型)1765mm×565mm (26型)1870mm×565mm |
24インチ/26インチ | タイヤサイズ | 24インチ/26インチ |
(24型)22.8kg/(26型)23.6kg | 総車両重量(kg) | (24型)23.8kg/(26型)24.4kg |
【パワー】約21km 【オート】約25km 【ロング】約36km |
1充電あたりの走行距離 | 【パワー】約52km 【オート】約–km 【ロング】約72km |
(24型)141cm以上/(26型)144cm以上 | 最低乗車身長 | (24型)142cm以上/(26型)145cm以上 |
6.2Ah | バッテリー容量 | 12.3Ah |
2.5時間 | 充電時間 | 3.5時間 |
別売りにて取り付け可 | リアチャイルドシート | 取り付け不可 |
100,440円 | 定価 | 120,960円 |
約9万円 | ネット相場(※1) | 約11万~11万5千円 |
「子どもの保育園の送迎のため」「転勤先では自転車通勤をしないといけないため」
「こどもの通学のため」「買い物の荷物を積んで普通の自転車で坂道を登るのが大変になってきたため」など
(※「子どもの保育園の送迎のため」「転勤先では自転車通勤をしないといけないため」「こどもの通学のため」「買い物の荷物を積んで普通の自転車で坂道を登るのが大変になってきたため」ともに1日の平均走行距離が3~4kmくらいの方だと性能的にも値段的にも「PAS ナチュラⅯ」をおすすめしたいですが、1日の平均走行距離が10kmくらいの方の場合、長期的に見て電動アシスト自転車のトータルの費用を抑えたいのであれば、バッテリー容量が約2倍近くある「PAS with」を選択されることをおすすめします。)
PAS ナチュラM(24型・26型)とPAS with(24型・26型)の比較表
PAS ナチュラM | 比較項目 | PAS with |
画像 | ||
(24型)1800×560mm (26型)1880×560mm |
本体サイズ(全長×全幅)mm | (24型)1785×565mm (26型)1880×565mm |
24インチ/26インチ | タイヤサイズ | 24インチ/26インチ |
(24型)22.8kg/(26型)23.6kg | 総車両重量(kg) | (24型)25.3kg/(26型)26.0kg |
【パワー】約21km 【オート】約25km 【ロング】約36km |
1充電あたりの走行距離 | 【パワー】約48km 【オート】約56km 【ロング】約76km |
(24型)141cm以上/(26型)144cm以上 | 最低乗車身長 | (24型)141cm以上/(26型)145cm以上 |
6.2Ah | バッテリー容量 | 12.3Ah |
2.5時間 | 充電時間 | 3.5時間 |
別売りにて取り付け可 | リアチャイルドシート | 別売りにて取り付け可 |
100,440円 | 定価 | 118,800円 |
約9万円 | ネット相場(※1) | 約10万円 |
「PAS with」は「PAS ナチュラⅯ」と比べると定価は「PAS with」の方が約2万円高くなりますが、「PAS with」のバッテリー容量は「PAS ナチュラⅯ」よりも大きいので2倍以上の距離が走れます。1日の平均走行距離が3キロ~4キロの方でしたら「PAS ナチュラⅯ」でも構いませんが、1日の平均走行距離が10キロくらいの方については、「PAS ナチュラⅯ」の場合だと、車体はまだまだ大丈夫でも価格が3万~4万円もするバッテリーを途中で買い替えなくてはならない可能性が高くなります。そのため、容量が倍近くある「PAS ナチュラⅯ」より「PAS with」をされる方が長期的に見るとトータルの価格の面では得しますので、少しでも電動アシスト自転車にかかる費用を安く済ませたいなら「PAS with」を選択されることをおすすめします。
「リアチャイルドシートに子供を乗せて走行したが普通の自転車とは違いとても楽だった。」「パワーモードを使用しなくても普通の坂なら楽に登れた。」「坂道の多いところに住んでいるので今までは車で送迎してもらっていたがPAS ナチュラⅯを購入してからは自分のタイミングで移動できるようになった。」「駅までの通勤で疲れなくなった。」など
26型
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24型
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26型
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24型
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26型 2019年モデル
24型 2019年モデル